


人が育つ過程では、たくさんの「認められる」経験が必要です。特に障害のある子どもは、成長のスピードや度合いがそれぞれ異なるため、ひとりひとりを違いの中で認めてあげることが、とても大事なのです。
私たちの役割は「療育」。ひとりひとりのサインを見つけ、それを認め、強みを活かす力を養うこと。それは子どもの自信につながり、生きる力を強くしていくと考えています。


一日のうち、わずか数時間のサービス提供ですが、その中でもお子さんの成長を感じる場面がたくさんあります。そんな時、私たちはできるだけタイムリーに、ご家族や学校の先生とその情報を共有するよう心がけています。
それは、お子さんのひとつひとつの成長を感じさせるエピソードが、親御さんがお子さんの育つ力や可能性を信じられることにつながり、親御さん自身も成長できるから。子どもが育つと、親も育つのです。

そして、そんな親御さんの成長によって、子どもの成長が促進されるのです。
さらに、そのような過程の中で、私たち支援者も自分たちの成長を感じます。共に育つこと、それが私たちの何よりの喜びです。
認められることで強くなる「生きる力」。 そんな子どもの成長は、親の成長にもつながります。 小さな行動の変化も、その子にとってはとても大きな成長。 いつも、成長を見守る喜びを感じています。 私は、児童デイサービスの現場で、学童期の子どもたちを担当しています。放課後のお迎えから始まり、ご家族の元にお見送りするまで、子どもたちひとりひとりの成長を見守りながら、一緒に時間を過ごしています。 まずは安心できる環境作りを 学童期のクラスは、基本的に10人の子ども達を、私を含めて4人のスタッフで担当しています。子どもたちの安心と安全が第一なので、できるだけひとりひとりに目が行き届くように心がけています。例えば自由時間には、自分から言葉や意志を表すことができない子もいます。そんな時は声をかけて、おもちゃを提示したりしながら、その子が何をしたいか意思表示ができるようなサインを声掛けと一緒に行い、同じような場面で繰り返し取り組みます。そうすると、次第に自分から発信できることに繋がります。これは、とても大きな成長です。 成長を見守る喜び また、ひとつのことにしか興味がなかった子が、他のことにも興味を示すようになることがあります。例えば、パズルしかしなかった子がボール投げをするようになったり。これって、その子にとってはすごい成長だと思います。そんな成長が短い期間で見られることもありますし、本当にすごいことです。このような精神的な成長を見守ることは、支援者としてとてもうれしく、やりがいのあることだな、と感じています。 子どもの成長をスタッフ間で共有できる喜びもあり、職場の雰囲気はとても明るくて楽しいです。私はまだこの職場に来て一年目ですが、お子さんの成長を長く見守ってきた先輩たちと相談しながら、ひとりひとりにあった支援が実践できるよう、心がけています。