平成23年度第1回神奈川県サービス管理責任者養成研修は7月22日に終わりました。私は、共通講義と介護分野の演習を担当しました。
さて、この研修では、より良い個別支援計画を現場のスタッフが作成出きるように、利用者のアセスメント力を上げるため、物事の見方の視点を変える「リフレーミング」的な発想を大事にし、「ストレングス」に着目することを中心に演習を行ってきました。
最近、わが法人でも利用者支援にあたり「ストレングス」の考えを取り入れた実践や個別支援計画を作成しています。ちょっと言葉を整理したいと思います。
(ストレングス)
ストレングスとは、利用者の「障害そのもの」ではなく、「利用者のもつ可能性」です。具体的には、①その人が本来持っている「力強さ・得意なこと・潜在能力・長所・技術」②その人を支えるプラスの周辺環境です。この他に「その人が生きてきた道筋(生育歴)」「その人が力を発揮できる生活場面等」においても「ストレングス」があります。
(リフレーミング)
ストレングスを見出すために、障害というマイナスの見方、従来ある物の見方を変え、その人が本来持っている可能性や長所などに視点を切り変えるという「リフレーミング」が大事です。
下の写真は、何に見えるでしょう?
▲ルビンの盃
黒い影に焦点を当てれば、「向かいあった人の顔」。
白い部分をみると「盃」・・・逆さまにしたり、横にしたりして絵を見ると色んな見方が出きると思います。我々は、支援している利用者の方々の姿を、一方的な固定観念で見ている可能性が高いです。
(これからに向けて)
ストレングスについては、多くの研修で話しました。「自分の可能性・長所・得意なこと・長所」を挙げてください。と課題を出すと、多くの支援者は、すぐに挙げられません。人って「長所・可能性・プラスな面」は相当意識しないと見つけられないです。
自分自身の「長所など」を見られない我々が、他人、ましてや障害のある方のプラス面・ストレングス的な診方をするためには、常日頃から相当「ストレングス」を意識し、訓練を積まないと難しいと思います。
神奈川県では利用者支援の核となるサービス管理責任者を2千人養成してきました。研修でも話しましたが、こうした視点は、サービス管理責任者だけでなく、支援の現場に関わるスタッフ全員が持ってもらえると、利用者の生活の質向上につながると思います。
・・・私のストレングスですか・・・?お酒を飲んだら陽気になることです。
(参考資料:駒沢大学佐藤光生准教授資料)

▲(2011年7月20日サービス管理責任者研修演習風景)

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