「少しずつ、一つずつ」  (みらい社・小川  陽)
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 ご存じの方も多いかと思いますが、この施設長日誌は法人施設長職が輪番で担当しています。今年度4月から新たに1名を加え、総勢9名の布陣に。当然、自分が担当するまでの間隔も1週分延長されて、少し楽になったと安堵していたところです。

 しかし、いざ順番が廻って来るとなるとそれこそ「あっという間」に感じてしまうのですから、自分の感覚なんてあいまいなものだと、再認識しています。

さて、今は外交問題や政治問題などNEWSに事欠かない状況ですが、やはり2011.3.11から1年半を経過したことを含め、震災関連についての関心を強く持っています。この施設長日誌でもこれまでに数度、現地派遣時の様子等も含めて報告しておりますが、今年度に入りなかなかタイミングが合わず、現地には2月以降行けておりません。それでも、被災地派遣に行かせていただいたことで出来た人的ネットワークにより、定期的に宮城県石巻市を中心とした現地の状況が伝わってきます。

話を聞くだけで、直接的に関われないことへのもどかしさを感じながら、一方で『出来ないことを憂いているより、自分の出来ることをするしかない』という想いもあり、複雑な気持ちを抱えながら現地の様子を伺うのです。

『自分の出来ること~』その一つは、現地の方々が何度も口にされた「(この経験を)是非、地元(藤沢)でたくさん伝えて」という宿題で、これまでの間にも複数の機会を得ることができました。当事者団体の役員会、福祉サービス提供事業所の研修会、民生児童委員の福祉部会の勉強会、また新たな試みである地域連携のための報告会等です。

これらの機会を提供してくださったみなさまにはこの場を借りて、心よりお礼申しあげます。なかでも民生児童委員の勉強会は市内各地区の担当者を中心に約120名もの方にお集りをいただきました。現在、藤沢市には約400名の民生児童委員の方がおられますので、概ね1/4の方にお集まりをいただいたことになります。関心の高さを感じると同時に、責任の重大さに足を震わせながらの報告。参加者のみなさまの熱心なご様子に敬服しながら、拙い報告を進めさせていただきました。質問も多く、会を閉めた後も数名の方が質問に来られました。

 さらに、この機会は相談支援事業所の存在を実感していただく場にもなったのです。それまで事業所名を聞いたことはあったけれど・・・という方が挨拶に来られ、「今度、相談したいことがあるので~」と声をかけてくださいました。文字と数字の情報だけでは伝わらない何かがあるのでしょう。このような副次的効果もあって、『少しずつ、一つずつ、何かにつながる契機になれば』との想いで報告をさせていただいております。東日本大震災の教訓を活かし、経験を風化させないこと~継続すべき宿題です。

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