愛社精神(よし介工芸館 佐藤貢)

あれはもう30年以上も前、大学4年の頃の話です。強化週間と称し、大学の春休みを利用して朝から晩まで10日ほどアメフト漬けという期間がありました。当時私は主将をやっていて、この期間をどう過ごすか監督と話し合いました。

 私はそれでなくとも体に負担がかかる午前午後2回の練習を続けることになるので練習の合間は自由時間にしてしっかり休ませ、練習でベストパフォーマンスを引き出したいと提案しました。監督はこの時期はチームの結束力を高めるのが重要で、できるだけチーム全体で動くことで一体感を作ることを主張しました。ついでに「お前はチーム愛に欠ける。チームをまとめるという事が全く分かっていない。」と言われました。結論は学食に頼んで全員の食事用意してもらい、集会室を借り切って休憩場所にし、チーム全体で動くように手配しました。選手たちから特に不満は出ず、集会室では昼寝するもの、仲間同士でトランプ(トランプなんですよ)するもの、後輩相手にアメフト談議をするもの、様々でした。普段のミーティングや合宿とはまた違った雰囲気もあり、これはこれでよかったのでしょう。

 目的を達成するために行動する・・・。目的を達成するためには自分の感情とか他人の感情は後回しにする。組織の中では必要なことだと思います。でも、そこに「○○愛」と愛をつけることで途端にわからなくなってしまうことがたくさんあると思います。愛社精神というのもその一つだと思います。「あの時チーム愛に欠けていたのだろうか?」「そもそも○○愛とはなんだろう」。30年もタイムスリップし私は全体会でそんなことをずっと考えていました。少なくとも「愛」とは自然に人の中で生まれるもので作為的に作られるものではないと思います。それに「愛」という言葉が感情を表す言葉なので感情を後回しにするというのと矛盾します。

なんだか自分の言いたいことも分からなくなってきたし、書面もどんどん長くなりそうなので今回はこの辺りで中途半端のまま終わりたいと思います。

 

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            (画像)2017年度法人全体会

    

 少なくとも、「愛社精神」はともかく、「相手がどう感じるかを大切すること」「人の(他人も自分も)努力は必ず労うこと」この二つは組織が育つうえで大切だと思っているので実践したいと思います(ただし、時々サボるかもしれません)。

 

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            (画像)今年の桜は長く楽しめましたね。

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