『屋久島は、今日もどこかで雨』(湘南あおぞら 宗像 喜孝)

六月も半ばを過ぎ、ジメジメとした梅雨の時期が始まりましたね。雨が多いこの時期は、以前数年間住んでいた鹿児島県の屋久島での生活を思い出させます。自然豊かで原生林が生い茂る、ジブリの「もののけ姫」の舞台イメージのモデルとしても有名な屋久島は、「月のうち、三十五日は雨」と言われるほど、一年を通して雨が多い土地です。

 

実際に住んでいた頃の感覚ですが丸一日晴れている日は珍しく、例え自分の住んでいる場所が晴れていても、島内に住んでいる他の親族の家の周辺では雨が降っている、なんてことがよくあります。島の90%が森林であるこの島では、雨以外にも自然の影響を受けながら生活を受けていると感じることが多くあります。船が欠航して物資がしばらく届かなかったり、発電所の電気が不安定なので停電したり、そのおかげで家の電化製品が壊れたり、車で走っていてシカやサルが道路に飛び出してきたりと・・・。人間の力ではどうしようもないことを受け止め、自然を理解しながら共に生きていく術を、何となくですが勉強した期間でした。

 

ICF(国際生活機能分類)の考え方からすると、背景因子の環境因子である「自然環境」が、個人と相互に影響し合って、その結果として、個人の生活のあり方が左右されるということになるでしょうか。

 

鹿児島の方言に「てげてげ」という言葉があります。「てげてげで、よかが・・・」と使ったりもしますが、意味としては「大体(適当)でいいよ」となります。梅雨時期で何か気持ちが晴れないそんな時には、自然の流れに任せ、気持ちと時間に余裕を持って、「てげてげ」に過ごしてみるのも良いなと感じています。

 

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                                   →雨の日には娘たちとこんな遊びをしています。
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