「世代をこえて、つないでいくもの」(よし介工芸館・アートスペースわかくさ 妹尾 貢)

先月末に、伊勢神宮に行った。前回来たときは、内宮の皇大神宮が左側にあったが、平成25年に62回目の遷宮が行われ、今回は右側に移っていた。

 

式年遷宮は20年に一度行われる。もう1300年以上繰り返しているといわれている。

 

20年に一度というのは、次の世代に引き継いでいくのに、ちょうどよい期間として設定されたのだと思った。宮大工は、きっと最初は親方の補佐として遷宮に関わり、2回目はその中心的な役割を担い、3回目はアドバイザーとして、全体を監修するのだろう。

 

自分がこの仕事を始めてから、20年がたつ。新米のころ、先輩たちについていろいろな経験をさせてもらったことを、思い出す。当時はあまり意味が分かっていなかったことも、今思い返せば、先輩方の計算、考え、想いがあったことがよくわかり、あらためて感謝の気持ちが沸き上がってくる。

 

伊勢神宮は1300年、我々の「人を支援する」という仕事は、日本では戦後に始まり、まだ75年だが、これから決してなくなることはないだろう。どうやって進化させ、なにをどうつないでいくか...

 

変化のスピードが日ごとに増しているかのように感じる現代社会で、目先のことに意識を奪われがちだが、時々は立ち止まって、いつもより長い時間軸で考えていきたいと思った。

 

写真①外宮.jpg

写真②次の土地.jpg

写真③伊勢湾フェリー.jpg

写真➃伊勢うどん.jpg

 

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