日記

セルフ・ケア ~私の場合~ (みらい社 大澤 健二)

みらい社

音楽はすばらしい。

嬉しい時、楽しい時、悲しい時、憤りを感じている時...。もちろん、そんな時に限っただけのことではありませんが、感情に合わせたように、私は音楽を聴きます。

私が聴く音楽の中で、たくさんの素晴らしいアーティストの中で別格であるのが『中島みゆき』さん。毎晩聴いていますよ。と言えるでしょう。

きっと『ヘッドライト・テールライト』『浅い眠り』『空と君の間に』『糸』という曲で知った方も少なからずいらっしゃるのではと思います。

私が初めて中島みゆきさんのCDを買ったのは、ジャケットタイトル36.5℃』

中学1年か2年だったと思います。衝撃を覚えました。

私には5歳離れた兄がいて、小学生中学年くらいから、さだまさしさんの『防人の歌』やH2O『想い出がいっぱい』、一世風靡セピア『前略、道の上より』、薬師丸ひろこさん『Wの悲劇』にワム『Freedom』にと、色々耳にする機会がありました。森昌子さんの『越冬つばめ』『立待岬』も実に良かったです。

さて、私はよく仕事帰りの車中で色々なことの振り返りをします。きっと今日も。

なかなか自分の思いや考えが伝えられないなと振り返る時には、『風の笛』『倒木の敗者復活戦』という歌がとてもとても心に響きます。たぶん、目頭がほんの少し熱くなっていると思います。だから車の中でしか聴かないのでしょう。

弱き命が虐げられたニュースを知った時は、『命の別名』『顔のない街の中で』が心にとまります。これらは、悔しみ、無力を感じた時、感じている時に選曲しています。何度も聴きます。

私のセルフ・ケアは、意識をして何か行動し、改善したり回復のためのケアをするだけではなく、『中島みゆき』さんの歌を聴き、色々と頭の中でグルグルと自問自答したり深みにはまったりとしながら、ささくれ立った心や無力感を受け入れ自然治癒されていくことがほとんどです。何かが解決したわけではないのですが。

CQ/CQ...みなさんは、どのようなセルフ・ケアしていますか?

この記事を書いた人

大澤 健二

北の国からの黒板五郎にあこがれて20年。外見はクールに見えて、実は熱すぎる情熱の持ち主。障害福祉にとどまらず、児童養護施設や重心施設、そして八百屋さんまでと異色の経歴の持ち主。