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施設長・課長日記
新職員研修(よし介工芸館・アートスペースわかくさ・法人事務局 石田友基)
6月27日(金)藤沢育成会新職員研修の2回目を実施しました。
「藤沢育成会職員行動指針」「医務について」「インクルージョンプランについて」「福祉制度」「ビジネスマナー」「キャリアデザイン」の内容で実施。
今年度は中途採用職員も多く、大学卒業して間もない職員から、さまざまな業種の経験をされた職員まで幅広い層での開催となりました。
職員行動指針のプログラムでは、8つの行動指針について改めて意味を確認しながら、グループ内で現状の自分と照らし合わせて振り返るワークを行いました。普段他事業所の職員と関わる機会も少ないため、同じ時期に入職した職員がそれぞれの場所で今感じている、難しさや葛藤、発見、工夫していることを話し合うことで、自身の現状確認と今後の支援の発展につながる時間になったと感じました。
医務からは、各事業所の医務の立ち位置や服薬の重要性、自身のメンタルについて。インクルージョンプランでは、これまで藤沢育成会の歩みと藤沢市の現状からインクルプランの重要性。福祉制度では、療育手帳や受給者証など身近にある基本的なことから、相談支援事業、そこにかかる制度について研修をおこないました。ビジネスマナー、キャリアデザインについては、基本的なマナーと働き方について、考える時間としました。
今回研修を担当し、自身も講義を行いながら、改めて、初心を振り返る機会になりました。藤沢育成会が掲げるインクルージョンふじさわの実現に向けて、自分も含めて職員一人ひとりが福祉を話すことができる研修を考えていきたいと思いました。
写真について、ウサギは今の季節、冬から夏の毛に生え変わります。小さい身体ですが、大量に毛が抜けます。
抜けた毛でリーゼントを作って、頭にのせてみたら、なんか馬っぽい見た目になりました。
「明日かもしれない~大規模地震への備え~」(よし介工芸館・アートスペースわかくさ 伏見康一)
先般、旅行で能登の七尾に行っていた時、能登半島地震が発生しました。その時、商業施設の2階にいたので激しい横揺れを感じました。幸い被害やけが人などはなく周りの人たちも取り乱すことなく過ごしており、大事にはなりませんでした。
驚いたことは地震速報メールの音です。そこにいる人全員の携帯電話が「ビーッビーッ」と鳴るのでけたたましい音となり物々しい雰囲気になりました。また発生直後より電話・ネットは繋がらなくなりました。幸い建物内のテレビから情報はとれましたが、震源地のこと、被害状況、ここは震度4、ということはテレビから知りました。
その後、現地をあとにする際に、自衛隊車両や救急車両が何台も通り過ぎたことを目の当たりにし、事態の大きさを認識しました。
いつ起こるか分からない大規模地震に際し、あらためて平時からの備えや情報収集の手段について取り組む大切さについて身をもって感じました。
写真:七尾青柏祭の「でか山」
広報委員会(湘南あおぞら・アポロ 高橋羽苗)
法人での役割として今年度は広報委員会を担当しています。
これまでも、取材の同行や記事作成に携わることはありましたが、役割としては初めてで、確認をしながらゆーっくりと進めています。
法人広報誌のモデラートは数年前に形を整え、「地域社会に向けた広報活動や、地域の方の目をひくような(身近な)視点での藤沢育成会の活動を紹介する」記事がメインとなりました。
記事は、各事業所から選出された広報委員で検討しています。
各事業所の活動から記事を決定していくさまざまな立場での意見交換はとても新鮮で、面白い意見もあり、活動自体がもっと発展していけそうなことも。会議では各事業所の取り組みからエピソードトークが広がりすぎて脱線していくこともありますが、活動の紹介や記事掲載の提案で初めて知る活動も多く、改めていろいろな形でいろいろな方に支えていただいていることを感じます。
ハードルを上げたようにも思いますが...現在7月発刊予定のモデラート準備真っ最中です。
難しさも感じますが視点を変えて気分も少し変えて進めていきたいと思います。
写真:久しぶりの飛行機からの写真。空からの都内の景色は気持ちよく、ついつい写真を撮ってしまいます
『合言葉は「Re:start!」』(湘南あおぞら・アポロ 宗像喜孝)
今年度4月より、湘南あおぞら・アポロの施設長に就任しました。
湘南あおぞらは、入社1年目に配属された事業所であり、右も左も分からない自分が、この事業所で色々と経験する中で、少し福祉のしごとに自信を持てるようになった、個人的にも思い入れの強い事業所です。入社当時、色々とご指導いただいたご利用者、ご家族の方々に少しでも恩返しが出来るように、一生懸命、業務に取り組みたいと思います。
今年度、湘南あおぞらは、ご利用者、ご家族、周辺地域の方々、関係者等、多くの皆様に今日まで支えられ、設立25周年を迎えます。節目の年を迎える今年度は、「Re:start!~湘南あおぞら設立25周年 次の時代を見据えて~」とスローガンを掲げ、下記の3つの重点項目を事業所運営の指針とし、職員一丸となって取り組んでいきます。
今後もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
【重点項目】
①職場環境の改善:職員がやりがいのある仕事ができ、長く働ける職場作りに取り組み、職場環境の改善を目指します。
②「見えない支援・空気のような支援」の実現に向けて:ご利用者の想い・状態に合わせ、従前のかたちに捉われない時代に合った支援を行います。
③アフターコロナに向けて:今一度、湘南あおぞらと地域とのつながりを大切に、社会資源の活用を念頭におき、ご利用者が当たり前に地域で暮らせることを目指します。
(写真)2023年5月4日「神奈川県立生命の星・地球博物館」にて。家族で久々に生命の神秘に触れました。湘南あおぞらも進化の途中・・・。
『他人事は自分事』(黒崎ホーム/湘南ジョイフル 大澤 健二)
先日、アウトドアや旅行を20年近く共にしている仲間と時間を過ごした。
付き合いが始まった頃は、どこが楽しめる、どこで楽しもう、季節ならではのイベントなど外向きな話で盛り上がり、日程を合わせてはよく行動していた。
このところ集まると「外向き」な話はもちろんあるものの、体の事や医療の話が多い。体の不調の話に、皆だいたいうなずいたり話題に付け足したりと。共通言語となっているのが私含む四十路、五十路世代の仲間たち。
昔、人が集まる場所で耳に入るのが「○○科の先生は良い先生だよ~!」「この前、血圧が高くて病院に行ったら△△だったよ」「会社の健康診断でさ~」などなど、健康についての話題。
仲間はもちろん、私にもまったく縁のない話題。20代30代の頃、仲間と会えば仕事の話1割、遊びの話9割。
しかし!話題は今まさに仕事の話2割、遊びの話3割、健康の話5割。あれ?他人事が自分事になっている!
20代30代の皆さん、次はあなたの番ですよ!
波多江式インディアン的福祉論㉒(黒崎ホーム 波多江 努)
部族不明ですが「お前は聞こえてはいるけど、聴いてはいない。お前は見えてはいるけど、視えてはいない。お前は話してはいるけど、本当のことは伝えていない。」というインディアンの格言があるようです。
まさに私のためのメッセージなのではないかと思うほど、大きく揺さぶられます。
私たちは利用者や同僚などに対して
- ひとつの情報として、言葉が耳に入ってきているが、言葉になっていない想いを聴くことはできているか。様々な事柄にきちんと向き合って受止めることができているのだろうか。
- 立場や役割上、多くの情報をざっくりと見ることも必要である。だが、そこで感じたことをさらに深く注視、凝視できているのか。
- 失敗や誤解を恐れ、一般的な見解や正解だけを伝えてはいないだろうか。自分が一番大切だと感じている想いを伝えていることはできているのだろうか。
すべてやっているつもりではあります。「つもり」だからこそ、この格言のような言葉の強さが必要なのではないだろうかと思います。
「(将来の夢)インディアンになる」にはもっと修業が必要ですね...(笑)
就職祝いとして作った名刺入れ