7つの取り組み

「湘南あおぞら」支援員 中西亮太

暮らす

利用者さんの「当たり前の日常」をサポート

「湘南あおぞら」は、障がいのある方々が24時間を過ごす入所施設です。私は支援員として、食事、入浴、起床・就寝など利用者さんの身の回りを支援しています。福祉の勉強をしたわけでもなく、全くの初心者で入職したので、最初は何をしたらいいかわからない状態でしたが、3年目となった今は夜勤業務もスムーズに行えるようになりました。

また、湘南あおぞらの「健康・厨房委員」として、各種健康診断のリーダーシップをとったり、厨房の職員さんと連携をとったり、利用者さんたちの健康な生活をサポートしています。今はコロナ禍なので、「マスクをつけようキャンペーン」や新型コロナウイルスの予防接種など、色々な予防対策を実施しています。マスクが苦手な利用者さんが、感染症の予防になるのはもちろんですが、無理やりではなく、少しでも楽しくマスクをつけてもらいたいという想いから始めました。「マスクをつけようキャンペーン」では、面白いポスターを作ったり、声かけを続けることで、利用者さんたちのマスク着用率がぐっと上がり、私も利用者さんと一緒に楽しみながら取り組むことができました。

なんでも相談して、希望をかなえて欲しい

利用者さんがいつもより元気がなかったり、悩んでいる様子が見られた時は、私の方から「どうしましたか?いつでも話を聞きますよ。」と声をかけて寄り添うようにしています。

例えば、湘南あおぞらでもお仕事はできるのですが、外に出てお仕事をしてみたいとお話ししてくださった利用者さんがいらっしゃいまして。法人内で新しく開設する生活介護事業所に通えるように、調整しているところです。交通機関を使って通勤したり、お給料がもらえるようになることをとても楽しみにしていらっしゃいます。このように、一人ひとりの意思を大切にして、利用者さんの夢や希望を一緒に実現していきたいと思っています。

お互いを思いやって

シンプルなことですが、利用者さんから「ありがとう」の言葉をいただいた時は嬉しい気持ちになります。毎日髭を剃るお手伝いをしている方がいるのですが、当たり前のことになっているはずなのに、欠かさず「ありがとう」と言ってくださって、心地の良い時間をすごしてもらえているんだなとやりがいを感じています。

また、仕事中はできるだけ疲れた表情は出さないようにしているのですが、私の気持ちを汲み取って「疲れてるの?頑張ってね。」と声をかけてくれる方もいます。利用者さんからの優しさに、支援しているだけでなく、私の方が支えられていると感じます。

日常を一歩一歩良いものに

初心者から始めたこの仕事も、先輩職員や利用者さんに支えられながら、なんとか3年続けることができました。不安でいっぱいだった入職した当時の自分に「大丈夫、成長しているよ。」と伝えてあげたいです。これからは、後輩が困っている時にさっと手を差し伸べられるような、頼れる先輩にもなっていきたいです。また、専門性を高めるために、資格の取得にもチャレンジしていきたいと思っています。

「健康・厨房委員」の立場からは、利用者さんが楽しみながら健康習慣を身につけられるキャンペーンを企画したいです。普段は、食堂で献立が決まっている利用者さんたちのために自分たちが好きな食べ物を選ぶことができるバイキング形式の食事を企画したり、健康を考えながら生活に運動を楽しく加えるようなアイディアをどんどん出していきたいです。

20219月取材)