『下半期突入』 (湘南だいち開設準備室長・小川  陽)

早いもので気づけば10月に。4月から始まった平成25年度もいよいよ下半期に突入です。

まだ記憶に新しい記録的な猛暑を『やっとの想い』で乗り越えたかと思えば、もう今年度も残すところ半年となってしまいました。

年々、時間の経過を早く感じるようになった自分に焦りを感じながらも、貴重な時間を有効活用できるように、と気持ち新たに下半期に臨みたいと思います。

 

下半期は今年度のまとめをしつつ、次年度へ繋げる助走期間としての時期でもあります。自分の主業務と照らし合わせれば、平成26年度春に、より良いスタート(開所)ができるよう、『湘南だいち』開設準備の仕上げをする時期ということになるでしょうか。

建築工事は順調で、工事の進行に応じて各種打合せの機会も増加し、現場に行く回数が増えましたが、足を運ぶ度に感じるのは建設に関わる構成要素の多さと複雑さです。

 

建築工事では仮設工、コンクリート工、鉄筋工、型枠工、外構工事、電気設備工事や給排水、空調設備等、多くの工事が関連しながら一体的に進んでいくことになります。さらに、当初は比較的単純だった工程が進行と比較して多くの工事等が関連し複雑化していくのです。

打合せの内容も多岐にわたりますし、参加される方も中心になる方以外は工事内容によって変わることが多いのですが、毎回感じるのは、現場監督をはじめとするみなさまの『良い施設建設をしよう』という強い姿勢です。

 

 建設には多くの制約条件があります。時間や予算、あるいは人手などもそうでしょう。その中でも各人がアイデアを出し合い、実現の可能性を検討し、制約条件に合致しているかを検証し・・・ねばり強く少しでも良いものになるように建設的な話し合いを重ねます。

そうしたプロセスを経ていくと、少しずつ相互理解が深まり、信頼感が生まれ、また検討結果についての納得感が強まります。さらには、建築関係に疎い私のような者は専門家の意見や知識を目の当たりにする度、多くの学習の機会に恵まれることにもなります。今後も打合せ等が増えることが予定されていますが、こうした前向きな打合せの蓄積は良い施設建設に繋がることを確信させてくれます。

 

 このような機会と出会いに恵まれていることに感謝しつつ、引き続き開設準備に努めたいと思います。

 

※『湘南だいち』は多くの工程を経ながら、日毎にその姿を変えています。

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