日記
湘南ジョイフルの施設長・課長日記
「そういえば、、、」ふと思った事 (みらい社・湘南ジョイフル課長 石川大助)
最近、家に辞書がないことに気づいた。
いつまで在ったのか、思い出せない、、、。
思い出せないが、スマホやパソコンがあれば事が済んでしまうので、使わなくなったから?もっと前なのか?
昔は、分からない言葉を調べるのに、分厚い辞書を取り出してはぺらぺらとめくって調べていた。また、自分の目的に合わせて国語辞書、和英・英和辞書など何冊かもっていた。調べ始めその言葉を見つけると、あったあった!と嬉しくなり、もっと早く引けるようになりたいと子供のころに思ったのを覚えている。半面、目的の言葉にたどり着くまでに、いくつもの目的以外の言葉が視界に入り、なるほど、、、と目的から外れて別な言葉を調べ始めたりしてより時間を費やすことになったことも。辞書独特の紙の質感やめくる音も妙に好きだった。
今は、インターネットですぐに調べられ時間も手間もかからない便利さがあり、私もすっかり「調べる=インターネット」の思考になっている。コピーペーストや音声でも調べられたりする手軽さもあり、読めない言葉もコピーペーストで検索ができて何冊も辞書を持ち運ぶこともない。
今やインターネットが使えなくなったらと考えると困ってしまうほど当たり前なものとなっている。デジタルなものは何かと便利だが、アナログ感覚も大事にしながら、時にはデジタルデトックスを取り入れて、心身のケアやストレスを軽減してデジタルに馴染んでいこうと思う。
※写真はみらい社の2階から撮影した富士山
「15年②」(湘南セシリア・みらい社・湘南ジョイフル 施設長 三嶌悟)
寒さも厳しく、春が待ち遠しいこの頃です。
以前、2024年7月の施設長日記で、私は藤沢育成会に入職して15年経過したことをお伝えしました。15年の間、私のビジネスパートナーとして活躍してくれた物にも、年末年始で区切りをつけることにしました。
それは「靴」(画像参照)です。藤沢育成会への入職にあたり、奮発して購入した記憶が残っています。当時は、形状や色も珍しく何店舗か巡っても在庫がない代物で、最終的にインターネットで購入しました。
思い出の靴は、法人全体研修の時に本格デビューをさせましたが、予想以上に靴が馴染まなく、途中で靴擦れを起こし、痛い中突然のゲリラ雷雨にも見舞われました。不運なことに、水たまりを何度も歩いたせいか、一部分が色落ちしてしまい、ショックを受けました。もう履けないなとも思いましたが、当時の波多江所長に、「この靴の色合いとてもよいですね」と言われたことが嬉しく、履き続けることにしました。
それから15年、苦楽を共にしてきた靴は絶妙な味わいを出していますが、もう卒業です。靴にも、ちょっとした一言を伝えてくれた波多江所長にも感謝です。
写真は15年ものの靴です(汚れや履き崩し感は味わいと捉えて下さい)
「ススキ草原」 (みらい社・湘南ジョイフル課長 石川大助)
つい最近まで季節外れの夏日もあったかと思いきや、すっかり朝晩の気温が下がり寒くなってきた。これが、この時期の正常なのだが今年は異常過ぎだ。
先日、季節を感じたく箱根の仙石原にあるススキ草原に足を運んでみたが、同じことを考える人達も多く一本道で列をなす場面もあった。若干まだ、ススキの穂も開ききっていなかったが、広い空の奥の山々へつながるようなススキ草原は写真を撮りたくなる景色だ。風になびくススキがなんとも気持ちを落ち着かせてくれる。
何気なく仙石原のススキ草原と検索してみると、ただ放置してススキが生えているわけではなく、毎年3月中旬に「野焼き(山焼き)」を行い、草原に生えたススキ以外の樹木が伸びて雑木林になるのを防でいる事で景観が保たれている事がわかった!これまで見頃に足を運んでススキを愛でて団子を食べるだけだったが、地域の方々の苦労があってのこの景観なのだという事を知ると感謝だ。今度、あの辺り一面が焼かれる様子を生で見てみたいと思うばかりだ。
ススキ草原の中に立つと、コンクリートの建物はなく、アスファルトの地面でもなく、広い空と背の高く育ったススキだけが見える。耳を澄まさなくてもススキ擦れる音が聞こえ自然の中にいるのだと感じさせてくれる。普段どれだけ意図しない音が耳に入ってくるのかが分かる。
意図的に音の少ない場所にいくのも大事なことですね。
「いつかのためのいつもがある~ワンチームふじさわ~」(湘南セシリア・みらい社・湘南ジョイフル 施設長 三嶌悟)
「いつかのためのいつもがある~ワンチームふじさわ~」、このフレーズは「いんくるフェスティバル2024」のテーマです。
今年は11月2日(土)10:30~14:30で、秋葉台公園並びによし介工芸館にて開催されます。
→※天候不良が予想されるため、今年度の開催は中止となりました。
昨年は、新型コロナウィルス感染症が5類へ変更になったことを踏まえて、皆さんに久しぶりのイベントを楽しんでもらうことがメインでした。今回は、利用者さんにも役割を担ってもらい、一緒にイベントを盛り上げてもらうことにもなっています。
普段からのやり取りや関わりを大事に、こうしたイベント等の機会に法人で一丸となって結束力を魅せられたらと思います。
2024年も「いんくるフェスティバル」を開催します。
皆さまのご来場をお待ちしております。
非日常体験(みらい社・湘南ジョイフル 課長 石川大助)
みらい社の事務所で「モデラート」と書かれたバックナンバーのファイルを見つけた。最初のページには、第2号と第4号のモデラートが挟まっていて、一見するだけで懐かしいと感じる表紙のデザインと字体だ。単色印刷という点でもモデラートの変化を感じさせる。
第4号を手に取りめくっていくと「湘南BOY&GAL」と題したみらい社の夏キャンプを楽しんだインタビュー記事が載っている。写真には、今も法人内でお見掛けする利用者の若かりし姿が!
インタビューでは、
『バーベキュー楽しかった、焼きそば美味しかった』
『カレーを作った、〇〇さんが肉団子を入れて汁たっぷりになりました』
『寝苦しかったね』
『でかいハエ、皆でバッシ!バッシ!ってたたきました』
『〇〇さんがお化けをやったので泣きました』
『仮面をかぶって出てきたから〇〇さんもキャーって言っちゃってね。大笑いしました』
文章を読みながら、なんとほっこりすることか、、、。
日々、緊張感をもって目の前の仕事に向き合う日常ではなく、和気あいあいと笑いあい楽しんでいる非日常が伝わってくる。目隠しをして声を頼りに進むスイカ割りや屋外の解放感、すくいきれない水に触れる川遊び、みんなで作るご飯等、キャンプという非日常での経験は、今の本人たちを作ってきた一つの要素なのだと感じることができる。
みらい社は1991年9月設立して、もうすぐ34年目に突入する。今年も実施予定の日帰り旅行では、どんな非日常が待っているのか楽しみだ。
みらい社内で見つけた写真ポイントのご紹介!
事務所のある建物の階段途中にある窓です。
晴れた日は空がきれいに見えますよ。
「15年」(湘南セシリア・みらい社・湘南ジョイフル 施設長 三嶌悟)
梅雨ならではの蒸し暑さが続いています。
私はこの7月で、藤沢育成会に入職して15年となりました。この15年間、仕事やプライベートでも様々な変化がありましたが、多くの方に支えられながら、実りのある15年間だと思っています。
さて、15年前は2009年となりますが、「時事通信社が選ぶ10大ニュース(2009年)特集」で調べてみると、国内の主な出来事は「第45回衆院選で民主党が圧勝し政権交代」や「新型インフルエンザの感染拡大」、「裁判員裁判スタート」のトピックスがありました。 海外では、「新型インフルエンザによるWHOがパンデミック宣言」や「オバマ米大統領就任やノーベル平和賞受賞」、「米大リーグでイチロー選手や松井選手が活躍」がトピックスでした。国内や海外のトピックスを確認したとき、何となくこれまでの状況や今日の内容が似ている感じを受けました。
よく「歴史は繰り返す」とは言いますが、時代の変化が著しい中、「ラテラルシンキング」(水平思考=物事を多角的に考察し、新しく自由な発想を生み出す思考法)で、時代を見据えながら歩みたいと思います。
暑中見舞い申し上げます。みなさまお身体ご自愛ください。
*写真は、先日参加してきた結婚式の宴席です。初めての令和の結婚式を体感してきました。幸せをお裾分けです。
