日記

湘南ジョイフルの施設長・課長日記

『秘密基地はもう作れない・・・!?』   ( サービスセンターぱる・湘南ジョイフル / 副所長 宗像 喜孝 )

サービスセンターぱる
湘南ジョイフル

6月のジメジメとした梅雨時期の天候がどうしても好きになれない。気圧の関係か偏頭痛が続く日が多い、湿気で肌がべとついて一日不快感がある、悪天候の日が多いので外出が億劫になる・・・。天気に争っても仕方のないことだが、自分はやはりすっきりとした秋晴れを感じる季節が心地よいと感じる。コロナ禍における、いわゆる「おうち時間」の過ごし方について、この数年工夫を重ねてきたので、悪天候の日にはそういった経験をぜひ生かしていきたい。

さて、小学生の頃、近くに住む友人を集めて、よく周辺の空き地に「秘密基地」という名の集いの場を作るのが楽しかった。家の近くの裏山、工事現場、マンホールの下の空いたスペース等、その時々に流行る遊びに合わせて、コンセプトの違う秘密基地を作っていった。実家はマンションだったこともあり、ペットを家で飼うことが出来ず、野良猫やカメ、ザリガニ、モグラ(?)などを秘密基地に持ち込んでは、友人と持ち回りでエサを調達しながら、そこでこっそりペットとして飼うこともあった。また、秘密基地内のレイアウトにもこだわりがあり、粗大ごみ置き場に捨ててあったテレビや小さい冷蔵庫、ソファーやデスク、照明などを友人とせかせかと運び出し、もちろん電気は通っていないので使えることはできないが、運び出したものを並べながら、秘密基地の雰囲気を楽しんでいた。

自分の息子や娘の話を聞く限りでは、今の子どもたちはそんなことをしている子はいないらしい。そもそも秘密基地を作れるような空き地が見当たらないという。先日、息子から友人とバトミントンをしたいがやれる場所がない旨の話を聞いた。近くの駐車場やその辺の空き地でやれば良いではないかと言ったが、駐車場は車を止める場所なのでやってはいけない、そして「空き地」とはそもそもどこの場所を言うのか、という返答だった。子どもにとっての安全性や不法侵入や器物破損などの法的な問題など、起こり得る事故やケガ等のトラブルを想定して、大人も子どもも場所の意味を明確にしておくことは必要だが、遊び場のない現代の子どもにとっては窮屈に見え、杓子定規の効率的な考え方ではなく、もう少しゆるやかな認識があっても良いのではないかと思ってしまう。意味と意味の間には、グレーな部分が必ずあり、時にお互いの齟齬や摩擦を生んでしまうことがある。

今年度法人の目標にも掲げている『日常を"社会的スケール"で見つめ直す』にもつながる、「折り合い」のつけ方について考えさせられることがあった。

(写真)20209月愛甲郡清川村にて。早く気兼ねなくキャンプを楽しみたい・・・。

【波多江式インディアン的福祉論!? ⑲】 ( サービスセンターぱる・湘南ジョイフル / 所長 波多江 努 )

サービスセンターぱる
湘南ジョイフル

作者不詳のインディアンの言葉に

「分かち合うことが出来れば、悲しみは半分に、喜びは2倍になります。」

というものがあります。

この言葉は、人に寄り添うことの本質が表現されていると思います。

皆さんにも悲しみや悩みや苦しみを半分にしてもらえる人がいますよね。

嬉しいことや楽しいことを倍にしてもらえる人がいますよね。

それは、家族や友人、仕事の仲間かもしれません。

また、利用者と支援者という関係かもしれません。

できごとによって、分かち合いたい人が異なる場合もあります。

知っておいてほしいのは、

あなたの悲しみを半分にするために

あなたの喜びを倍にするために

私たちが存在しているのです。

ちょっと、カッコつけてしまったので、

「(私の将来の夢)インディアンになる」ための修行も倍になったかもしれません...(笑)

220614 写真①1.jpg

『2023年度の新卒採用活動が本格化します』 (法人事務局・湘南だいち・湘南ジョイフル / 課長 宗像喜孝)

法人事務局
湘南だいち
湘南ジョイフル

2023年卒の学生を対象とした採用活動の広報解禁日である31日を過ぎ、藤沢育成会も他社に遅れることなく、採用活動を本格的にスタートさせました。実際には、採用につながる取り組みは、昨年の6月から開始したインターシップの申込みからすでに始まっており、足掛け半年以上になります。今から取り組みの成果がどのようになるのか楽しみでなりません。

今年度は昨年度用にコロナ禍の中、感染症予防対策の観点から、一般企業を中心に、他社はオンラインを活用した採用活動を行うところが目立ちました。藤沢育成会も昨年からオンラインのコンテンツを充実し、オンライン上で会社説明や障害特性に関する演習等を行ってきましたが、やはり学生のニーズは、福祉の仕事の特性もあり、実際の職場で、対面で実習をすることにあるのではないかと法人採用担当の担当者間で話し合いを行い、法人本部とリスクを協議しつつ、学生に2週間の健康観察と行動履歴の提出、その他厚労省のガイドラインを参考に実習の実施条件等を確認することを条件に、対面でのインターンシップを実施してきました。

結果として、多くの法人や企業が対面でのインターンシップを敬遠する中、当社比として昨年よりも倍以上の約70回以上の学生からのエントリーがあり、40日以上のインターンシップの実習を実施することが出来ました。採用活動の広報解禁日前に、学生といかに接点を持ち、法人に興味を持ってもらうかはとても大事なことです。このことが影響してか、すでに3月から始まった採用説明会では、インターンシップ実習を終えた学生が10名以上エントリーを行い、すでに説明会に来てくれた学生も数名います。

今や深刻な人材不足がどの業界でも叫ばれている時代であり、将来有望な学生が一人でも多く入社してもらうことが、法人の今後の発展に大きく影響を及ぼすことは間違いありません。例年、7月までに約全体の7割以上の学生が内定を受け、就職活動を終えると言われています。是非、これからの数か月、法人職員全員が法人の採用活動に注視してもらい、一体となって優秀な人材の確保に努めていければと考えていますので、ご協力よろしくお願いします。

(写真)中途採用者向けの説明会の一場面です。当社は、新卒者だけでなく、中途採用にも力を入れています!!

「開設から半年を迎えて」   ( 湘南ゆうき村・湘南だいち・湘南ジョイフル / 施設長 三嶌 悟 )

湘南だいち
湘南ゆうき村
湘南ジョイフル

10月に湘南ジョイフルが開設して、早や半年が経過しようとしています。

 「野菜・運動・健康」をテーマに、「多様な人生のうれしい・たのしいが生まれる場所でありますように」と、思いを込めて「湘南ジョイフル」はスタートしました。

 開設当初は数人でのオープンから、徐々に利用者さんも増えています。活動に関しても、備品が並ぶオフィスだったのが、今では壁面や玄関にも、季節に応じた装飾を施して華やかになっています。農作業でも、最初はどこに行けばよいのやらから、今では作業内容を聞くだけでその場所に赴き、収穫や土壌整備等の数種類の作業工程が確立しています。20221月からは、毎週水曜日に「あゔにーる」のパン販売の開始や、4月以降には待望の「野菜自販機」を導入して、収穫から販売まで実施していきます。開設準備から携わり、ここまでやってきた実感と愛着が深まっています。

 これからますます、「うれしさやたのしさ」が増していく湘南ジョイフルです。

 見学も随時可能ですので、お気軽にお立ち寄り下さい。

室内写真.jpg

「旬を感じる」 ( 湘南ゆうき村 ・ 湘南だいち ・ 湘南ジョイフル / 施設長 三嶌 悟 )

湘南だいち
湘南ゆうき村
湘南ジョイフル

秋の気配がより一層深まり、緊急事態宣言解除から1か月以上が経過しました。

先日、季節感を感じたいと思い、三浦半島の方へ「みかん狩り」に行ってきました。

 三浦と言えば、「三浦大根」を代表するように野菜のイメージが強いですが、みかんやスイカの生産も盛んです。11月30日までの期間限定だったので、久しぶりに外出をしました。

 渋滞もなく、広いみかん園でしたので、人はいるもののまばらでした。枝からハサミで切ってみかんを刈り食べたときには、外出した喜びとふと以前湘南ゆうき村で行っていた1泊旅行時の「みかん狩り」を思い出しました。ほんの数時間の出来事でしたが、秋を満喫しました。甘いみかんで美味しかったです!!

 食欲の秋や紅葉シーズンなど、世の中や仕事においても、「旬」があるかと思います。10月には、「湘南ジョイフル」という新しい施設がオープンするなど、私の中では色々なことが「旬」になっています。この「旬」を取りこぼさないように努力していきたいものです。

 2021年もあと少し、体調にも気をつけながら進み続けます。