日記
よし介工芸館の施設長・課長日記
「凡事徹底」 (よし介工芸館・アートスペースわかくさ課長 石田友基)
年度の変わり目は、異動に伴う体制の変化や年度ごとの目標更新など、心機一転を感じることが多くあります。
それに合わせ、自分自身の働くスタイルについても、色々と試行錯誤したくなる時期でもあります。ここ最近、僕のトレンドは「凡事徹底(ぼんじてってい)」という四字熟語。
【何でもないような当たり前のことを徹底的に行うこと、または、当たり前のことを極めて、他の追随を許さないこと】を意味します。(出典:大辞林)
社会人として「時間を守る」「期限を守る」「整理整頓をする」「掃除をする」「あいさつをする」「感謝を伝える」等は、どれも当たり前なことで、誰もが意識していることですが、この【当たり前のこと】を【他の追随を許さないほど徹底的に行おう】と意識をして、取り組んでみても、自身の気持ちのゆとりの具合や忙しさ、甘えなどにより、その精度は安定せず、未熟さを痛感しました。
4月からを振り返ってみて、自分にとっては、意識をするだけでは限界があり、「徹底」するための仕組みや工夫が必要なのだと理解し。
今年度が終わるまでに、試行錯誤を重ね、その仕組みや工夫を自身の働き方に定着させたいと思います。
写真はもうすぐ7歳になる、うちのうさぎです。
うさぎの7歳は人間の年齢にすると58歳になるそうです。これからも元気に、長生きしてほしいですね。
笑顔の連鎖(相談支援プラザ・よし介工芸館・アートスペースわかくさ 小野田智司)
4月より、これまでの場に加え、
よし介工芸館・アートスペースわかくさにおいても
お仕事をしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
タイトルの「笑顔の連鎖」は
私が大事にしている言葉です。
そしてこの4月に
利用者の皆さん、ご家族の皆さん、
職員の皆さんにもお伝えした言葉です。
ふとした時の笑顔
イベント時の大きな笑顔
ご家族や友人といる時の和やかな笑顔
そんないろいろな笑顔が
日々の生活のなかで生まれ、
そして連鎖していきます。
そんなことがあふれる世界になるといいですね。
実は...「笑顔の連鎖」
7年経った今でも同じように大事にする言葉です。
みなさんにもきっと
同じように大事にしている言葉があるかと思います。
もしよろしければ、小野田に教えてください。
表紙の写真
友人の農園でつくる埼玉うまれの「あまりん」です。
近くを通る際はつい寄っています。
大きくて、あまくて美味しいですよ
▲連休は足を延ばしてリフレッシュ!
8歳から91歳までの8名の日帰り旅行!
初夏?の季節を満喫しました。
職員の役割として(よし介工芸館、アートスペースわかくさ、法人事務局 課長 石田友基)
スタッフ日記にも記載しましたが、11月によし介工芸館、アートスペースわかくさを利用していた、利用者さんがご逝去され、1月にそのお別れ会を行いました。
利用者さんに仲間のお別れを説明し、みんなで献花台に花を手向けました。
利用者さんの中には、今日の活動がいつもと違うことの理解が難しかった方もいたでしょう。ですが、そんな方でも、他の方の雰囲気を感じたのか、列に並び、花を手向け、手を合わせていました。
利用者さんに社会性を伝えることは職員の役割の一つです。
日々の活動の中で社会性を伝えることも大事ですが、非日常(お別れ会に限らず、地域のお祭りや季節行事など)の中でこそ、伝えられることやいつもと違う利用者さんの姿を見ることが出来ると改めて感じることが出来ました。
このような悲しい出来事は、できることならない方がいいですが、今回お別れ会を行い、利用者さんの姿を見て、とても大切な時間をいただけたように感じました。
写真は、外でお散歩したうちのウサギです。
いつもはビビり、あまり活発には動かないのですが、この日は珍しくテンションが高く、芝生の上を飛び跳ねていました。
「杜の都」に思いを馳せて(よし介工芸館・アートスペースわかくさ 施設長 伏見康一)
父が他界して早1年が経とうとしている。生前の時よりずっと多くの時間を父のことに費やし、考えた月日であった。併せて未経験だった各種手続き・段取りも専門家の方々のおかげもあり勉強させて頂いた。この機においても父への感謝の念に堪えない。
父の故郷は仙台。私たちこどもが幼い頃には帰省していたが、もう何十年も家族揃って仙台には行っていない。欲を言えばもう一度、父と仙台に行きたかった。一緒に駅弁と缶ビールと車窓を楽しみたかった、七夕に行きたかった、ずんだ餅や鰻を食べたかった。
父はもう両親と再開して存分に思い出話を楽しんでいるのかもしれない。思い返すと、父から両親や兄弟の湿っぽい話は聞いたことがなかった。若くして家族と離れて暮らすことを選んだ父、深い思いを胸に秘め、飄々としていたに違いない。
今一度、家族と過ごす大切さを痛感している。生涯、教職者として生きた父から最後に教わった者としてその生き様、佇まいを忘れないようにしていきたいと思っている。いつか胸を張って報告できるように日々精進したい。
トップ画像は城ケ島、ここも思い入れのある場所です。
「飼い主に似る」 (よし介工芸館・アートスペースわかくさ・法人本部事務局 石田 友基)
先日食事をしていたら、食べ物をのどに詰まらせ、水を飲んでも取れず一時パニック。なんとか吐き出したもの、つかえがとれず、夜間救急に通院するというトラブルがありました。レントゲンの結果、食道に異常があるかもしれないということで、後日胃カメラを飲むことに...
その数日後、自宅で飼っているウサギが、朝ご飯を食べず、目を細め、苦しそうにお腹をよじりながら、寝返りをうっていました。
この季節の変わり目は、ウサギにとっては毛の生え変わりでもあり、毛づくろいをして飲み込んだ毛が詰まってしまうことがよくあり、その可能性があるため、急遽動物病院へ。レントゲンの結果胃に食べ物が詰まっていました。半日入院し、帰宅。
翌日からは食欲も出て、少しずつ回復してきて一安心。
ペットは飼い主に似ると言います。興味はあるけど、いざやるとなると気が引ける。好奇心旺盛なビビりは一緒ですが、物を詰まらせるまで一緒とは...
ウサギは6歳で人間の年でいえば約60歳。これからも元気に長生きしてほしいと思いました。
ちなみに胃カメラは10月末。自分の身体に大きな異常がないことを祈ります。
「スポーツのみかた」(よし介工芸館・アートスペースわかくさ 伏見康一)
今、スポーツが熱い。今年だけでもバスケット、バレー、ラグビーのワールドカップ躍進が目覚ましい。卓球アジア大会さらにはアジア競技大会も開催されている。いずれも「ジャパン」の栄冠を期待し、胸躍らせている。
「〇〇ジャパン」と銘打ち、強豪・古豪国を相手に一喜一憂、辛勝・惜敗の勇ましさに胸打ち、爽快感すら覚える。そして華々しく現れるヒーローを崇める。スポーツが生み出す筋書きは時に神々しく清々しい。
だが、実はオリンピック憲章には「(オリンピックは)国家間の競争ではない」意図が記されている。もっとも応援の域を超え、代表選手に祖国の念を託してはならない。過剰な投影こそ選手当事者の心身をすり減らす。スポーツが何かの代わりにはならない。
スポーツ自体の躍進とともに、見る側、応援する側の姿勢や倫理観もさらに問われるに違いない。次代に向かい、何より真摯に取り組む姿に世代や立場、郷里を超え、己の研鑽の鑑としたい。
(写真)美味しかったピザ。本文と関係ないですが...。