日記

施設長・課長日記

「球春到来」(サービスセンターぱる 課長 飯原佑)

サービスセンターぱる

早いもので、2024年度もあとわずかで、新年度に向けての準備を行っている時期になります。

忙しさや次年度への期待感を持ちながら、私としては野球シーズンへの高揚感がある時期にもなっています。

今年は、日本でメジャーリーグの開幕戦があり、その10日後には日本のプロ野球も開幕となります!

私は生粋の横浜DeNAベイスターズファンですが、今回のメジャーリーグの開幕戦で先発投手として投げる予定で、元ベイスターズ選手だった今永昇太投手がいます。

この選手はユーモア溢れる選手でいながら、自身の思考や投球に対する理論を言語化することに長けていることから「投げる哲学者」とも言われています。

そこで、私が心に残った言葉を紹介したいと思います。

「悪い試合こそ、あえて良いところを見つけて好投したときほど悪いところを見つける」

これはルーキーとして過ごした1年間を振り返るインタビューで話していた言葉です。

当時の日本を代表する投手と投げ合い、勝てなかった試合中にも、何がダメでそれは直せそうなのかを考えながら投げていたそうです。

整理をして落ち着き、客観的に自分を見ることも大事だと話していました。

この言葉に改めて気付かされたと同時に「そうは言っても難しいな...」と感じたことを覚えています。

どうしても悪いときには良いところに、良いときには悪いところに目は向かないものですが、今永選手の言葉を胸に、落ち着いて客観的な振り返りをしていきます。

写真は、春を迎える前に行った雪山です。

立川シティハーフマラソンでのボランティア(法人事務局・サービスセンターぱる 所長 石川歩)

サービスセンターぱる
法人事務局

先日、立川シティハーフマラソン2025にボランティアとして参加しました。

息子が所属するミニバスケットボールチームのメンバー達が出場する関係でお声がけいただき、昭和記念公園内のコース脇で観戦者の案内や交通規制のお手伝いをしました。

「ハーフマラソン」と名称にありますが、ハーフマラソンの他に10㎞や3㎞のレース、小学生が走る1マイル(1.6㎞)レース、親子ペアの部など、様々な距離や参加差に分かれて競技が行われます。

市民ランナーが参加する大会を想像してボランティアに行ったのですが、箱根駅伝の予選会のコースと一部同じコースなのもあり、ハーフマラソンは大学や社会人で陸上競技をされている方々が大勢参加されており、優勝タイムも1時間2分台と非常に迫力のあるスピード、競り合いが見られるレースでした。

私の持ち場はフィニッシュ地点から300メートルほど手前でしたが、観戦する方もそれほど多くなく、楽な気持ちのままでボランティアさせていただきました。

トップの集団が通り過ぎてからも、一般参加の方が多数走ってこられました。みなさんご自分のペースで思い思いに楽しんで走られている様子を見て、高校の頃に陸上部だった私も「久しぶりに走ってみたい」と感じさせられました。

もしかしたら来年は出場する・・・かもしれません。

「そういえば、、、」ふと思った事 (みらい社・湘南ジョイフル課長 石川大助)

みらい社
湘南ジョイフル

最近、家に辞書がないことに気づいた。

いつまで在ったのか、思い出せない、、、。

思い出せないが、スマホやパソコンがあれば事が済んでしまうので、使わなくなったから?もっと前なのか?

昔は、分からない言葉を調べるのに、分厚い辞書を取り出してはぺらぺらとめくって調べていた。また、自分の目的に合わせて国語辞書、和英・英和辞書など何冊かもっていた。調べ始めその言葉を見つけると、あったあった!と嬉しくなり、もっと早く引けるようになりたいと子供のころに思ったのを覚えている。半面、目的の言葉にたどり着くまでに、いくつもの目的以外の言葉が視界に入り、なるほど、、、と目的から外れて別な言葉を調べ始めたりしてより時間を費やすことになったことも。辞書独特の紙の質感やめくる音も妙に好きだった。

今は、インターネットですぐに調べられ時間も手間もかからない便利さがあり、私もすっかり「調べる=インターネット」の思考になっている。コピーペーストや音声でも調べられたりする手軽さもあり、読めない言葉もコピーペーストで検索ができて何冊も辞書を持ち運ぶこともない。

今やインターネットが使えなくなったらと考えると困ってしまうほど当たり前なものとなっている。デジタルなものは何かと便利だが、アナログ感覚も大事にしながら、時にはデジタルデトックスを取り入れて、心身のケアやストレスを軽減してデジタルに馴染んでいこうと思う。

※写真はみらい社の2階から撮影した富士山

「ヒヤリハット」(湘南セシリア 課長 鈴木保志)

湘南セシリア

 最近、視力の低下が気になる。12月の健康診断の視力検査の結果も、昨年度と比較するとかなり落ちていた。その他の検査結果が良くないのは心得ているが、視力検査では「右、左」と迷いなくクリアしていくことに若干の誇らしさを感じていたのだが、見えにくいとこれほどにも足掻くものなのか。目を細めたり「右・・いや下かな・・」と看護師の反応に探りを入れてしまう。

 

 つい先日の出来事だが、週末の賑わうスーパーに妻と買い物に出かけた。物価高騰で野菜一つ購入するにも悩むところだが、比較的安いほうれん草が目に付く。妻のもとに駆け寄り「ほうれん草買う?」と顔を近づけると、見覚えのない顔。至近距離の為、あまりの恥ずかしさに「ごめんなさい!」と手を合わせると、相手の方が「大丈夫ですよ!」と爆笑している。頭を下げそそくさとその場を離れ、再接触を避けるべく一定の距離を取りお菓子コーナーへ。お菓子を手に取り妻のもとに駆け寄りカートに入れようとした刹那、見覚えのない顔。カートに入れかけた腕を引っ込め、何かにとりつかれたようにその場を離れる。2度も立て続けに・・! 故意であれば相当な悪趣味である。

 確かに視力の低下を感じるが、今回の件は視力の問題なのか、判別機能の衰えなのか、総じて老化なのか・・いずれにせよ自身の油断と確認不足が招いた「ヒヤリハット」は、恥ずかしさも相まり胸のざわつく帰路となった。

「15年②」(湘南セシリア・みらい社・湘南ジョイフル 施設長 三嶌悟)

みらい社
湘南ジョイフル
湘南セシリア

 寒さも厳しく、春が待ち遠しいこの頃です。

 以前、20247月の施設長日記で、私は藤沢育成会に入職して15年経過したことをお伝えしました。15年の間、私のビジネスパートナーとして活躍してくれた物にも、年末年始で区切りをつけることにしました。

 それは「靴」(画像参照)です。藤沢育成会への入職にあたり、奮発して購入した記憶が残っています。当時は、形状や色も珍しく何店舗か巡っても在庫がない代物で、最終的にインターネットで購入しました。

 思い出の靴は、法人全体研修の時に本格デビューをさせましたが、予想以上に靴が馴染まなく、途中で靴擦れを起こし、痛い中突然のゲリラ雷雨にも見舞われました。不運なことに、水たまりを何度も歩いたせいか、一部分が色落ちしてしまい、ショックを受けました。もう履けないなとも思いましたが、当時の波多江所長に、「この靴の色合いとてもよいですね」と言われたことが嬉しく、履き続けることにしました。

 それから15年、苦楽を共にしてきた靴は絶妙な味わいを出していますが、もう卒業です。靴にも、ちょっとした一言を伝えてくれた波多江所長にも感謝です。

 写真は15年ものの靴です(汚れや履き崩し感は味わいと捉えて下さい)

骨髄提供体験記②(湘南ゆうき村・法人事務局 課長 高橋宏明)

法人事務局
湘南ゆうき村

骨髄提供体験記②です。

(①は下記リンクをご覧ください)

社会福祉法人藤沢育成会 | 骨髄提供体験記①(湘南ゆうき村・法人事務局 課長 高橋宏明) | 施設長・課長日記

6月下旬に骨髄提供最終候補者の連絡があった。

骨髄バンクコーディネーターに今後の予定を確認すると、

最終同意

採取前健康診断

自己採血

入院

骨髄採取

退院後健康診断

の流れ

まず「最終同意」があり、

提供日も8月某日と決められていた為、急ぎ日程調整。

当たり前だが、移植日はドナーの都合よりも患者さんの状態を優先し決定される。

最終同意は、「本当に提供しますか?」と家族同席で行う面談。

妻と自身の仕事の調整をしながら、

その後のスケジュールを考慮して、

最終候補者決定通知から1週間後に最終同意の面談となった。

最終候補者は1名なので、採取前健康診断で問題なければそのまま採取となる。

その為、このタイミングで上司に報告し、上記の動きを説明し、業務の調整を急いだ。

6月末【最終同意】

最終同意当日は、採取する病院にて、

血液内科医師、骨髄バンクコーディネーター、弁護士、

妻、私の5者で面談が行われた。

面談では、骨髄提供の流れやリスクについて説明を受ける。

リスクについては、死亡例や後遺症の症例について、こと細かく説明される。

近年、日本でも死亡例等はないようだが、しっかりと説明され、

ドナー側が充分理解、同意した上で提供するか判断できるようになっている。

死亡例等も紹介されるので、自分自身が安心しようと

「最近、骨髄提供での医療事故はないんですよね?」と主治医に聞いてみた。

(「医療事故はないですので安心して」との返答を期待)

主治医からは「確率論で言うと0ではありません」とピシャリ。

移植日も確定し、それに向けて患者さんも前処置をするとの話もあり、

前処置とは、抗がん剤や全身放射線照射をすることで

患者さんの体内に残存するがん細胞をできるだけ壊滅させること、

ドナーの細胞を拒絶せず受け入れられることが目的で

治療されるが非常に辛い処置らしい。

仕事を休むことも、

入院し子どもたちを妻に任せることも、

患者さんの前処置が始まることも、

いよいよ自分だけのことだけではなくなってきたと実感。

7月上旬【移植前健康診断】

問診、診察、血液検査、尿検査、胸部レントゲン検査、心電図など

一般的な健康診断の内容を行う。

肺機能検査は、吹き方の指示があり、フィットネスジムのように

「吸って~吸って~もっと吸って吸って~吐くーー!」と繰り返され、指示通り行う。

全身麻酔をする上で、肺機能検査も重要との事。

麻酔科の受診もあり、手術前の麻酔について説明を受ける。

部分的な麻酔ではなく、全身麻酔をするとの説明。

「寝ている間に手術されるんだろう」と思っていたが、

そうではなく、採取している3時間程度呼吸が止まるとのこと。(怖すぎる)

またまた長くなったので次回に続きます。

写真は年始にひいた大吉です。

仕事・・自信をもって能力発揮します。