日記

「新しい生活様式と私の変化」 ( 湘南だいち /  課長・石川大助)

湘南だいち

私は通勤で電車を利用していますが、その日も電車の揺れに足を踏ん張ってバランスをとっていたが、耐えきれず「手すり」を掴み倒れないように体を支えた。電車の利用なら当たり前の行動だ。が、その時私は「汚い」と思ったのだ。

新型コロナの流行で、「感染予防」と言う言葉をよく耳にし、マスク着用やアルコール消毒が新しい生活様式として習慣化されてすっかりその生活に馴染んでいる。そして、電車通勤をしている中で意識的に変わったことがある。接触感染を避けるため吊り革や手すりを触る事が激減したのだ。思い返しても1年以上、手すりや吊り革を触っていなかった。感染が拡大してきた初めの頃は意識的に接触感染を防止する意味で「触らない」としていた行為が、時間とともに触らないことが当たり前になり、習慣化されていった結果、吊り革や手すりを触る事への抵抗感を強化してきたのだ。

不特定多数の方が触っている事で多くの細菌がついているから「汚い」と感じるのは分かるがとっさにそう感じた事が自分でも驚きだ。新型コロナが流行する前まで、手すりを掴む事なんて当たり前すぎて「汚い」なんて思わないほど気にしない人であったが、私の中でこんなにも感じ方が変わっていた。

アルコール消毒をすれば済む話だが、余裕がない私を感じた、、、。

感染防止にはこれからも継続していくが、拘り過ぎずに正しく恐れる必要があるようだ。

 変化つながりでちょっと話が変わるが、4月から湘南だいちに異動になり通勤経路も変わった。私の楽しみの一つが職場から駅までの道のりで空を見ることで、湘南あおぞらに勤務していた際は、住宅街やビル街から見上げる空を楽しんでいた。善行、亀井野の地域の湘南だいちに勤務になり、辺り一面の畑から広さを感じる空、住宅街から見上げる空、小さな駅の上に広がる空を楽しんでいる。

数年前まで勤務していた地域だが、私の中の感じ方が変わったのか、夕方から夜にかけて、昼間にはない色合いの空模様が広がっていてスマホで写真を撮っている日々になっている。お気に入りの撮影スポットも見つけた!

この記事を書いた人

石川 大助

書道師範の資格を持ち、賞状を書く時には引っ張りだこ!(副業にしようかな?)その昔陶芸家の弟子入りをしたこともある、芸術家肌です。沖縄料理が大好きで、移動中にお店を見つけたら密かに記憶し…週末には家族でGO!!