日記

リフレッシュの時間(法人事務局 課長 佐藤和美)

法人事務局

先日、ちょっとした肝試しで坐禅に行きました。

はじめに坐禅専用の座布団に座ります。床に直接座ることを想像していたので、とても快適です。右足を左腿の上にのせ、さらに左足を右腿の上にのせます。ふだんからの運動不足が災いし、上体はふらふらするし、足はつりそうです。このままだとすぐに棒で叩かれそう!と思いましたが、和尚さんから、できない人は無理をしないで大丈夫と仰ってくださりひと安心です。

腰を立てて、上半身の姿勢を整えて、坐禅の座り方が完成です。次は、右手の上に左手をのせ、右手の親指と左手の親指を自然に合わせます。視線は、目は閉じず細めず自然に開き、45度の角度に落とします。だんだん自分が仏像になってきたようです。

呼吸を整えます。静かに深く息を吸い込み、静かに吐き出し、呼吸に集中します。すでに修行僧の域に入った気持ちになってきました。

IMG_6781 中盤.JPG

坐禅がスタートです。坐禅のいちばんの肝で、心を無にします。何も考えるなと言われたら、あれやこれやと思い出してしまいます。和尚さんからは、「いろいろな思いが沸くのは当然。沸いて思いに執着せず、自分のそばに置いておく感じで良い。」との奥の深い言葉がありました。呼吸を整えることに集中していくうちに、確かに無心になってるかもと感じました。

警策(けいさく)は、合掌をして打ってもらう合図をします。ドキドキしましたが、勇気を出してお願いしました。警策で、右肩、左肩と1回ずつ叩かれます。バシンという乾いた音とぴりりとした痛みが走りました。音と痛みと同時に、心からもやもやも一緒に出て行ったような爽やかな気持ちになりました。ふだんは、仕事をしたり、家事をしたり、スマホをしたり...と何かをしていることに改めて気づかされました。坐禅をすることで、何もせず、無心になり、ただ呼吸をするだけという機会は貴重な体験で、リフレッシュの時間となりました。皆さんも非日常体験いかがでしょう。おすすめです。

この記事を書いた人

佐藤 和美

3人の子育てと仕事を両立したワーママ。あまりの忙しさに、当時の記憶が一部飛んでしまっています。そんな激動をかいくぐり、最近では娘と「推し活」に励むゆとりが出てきました。子どもたちの影響で、流行をキャッチするアンテナの感度良好!困った人を見ると放っておけない性質も生かし、育成会屈指の“バリキャリ”として邁進していきます!(と、鼓舞してみる)