日記
神社で手軽な森林浴(湘南だいち いとぐるま・はんもっく課長 岩瀬一郎)
湘南だいち
休日は、よく神社に出かけます。ほとんどの神社は、鎮守の森に囲まれており、参道を歩くだけで清々しい気持ちになります。手軽な森林浴です。樹木が発する「フィトンチッド」と呼ばれる物質に触れると、リラックス効果や精神的な安定、免疫力向上などの効果が期待できると言われています。ちなみに森は個々の樹木が独立して生活しているのではなく、「フィトンチッド」を介して集団で会話し、助け合いながら、自らの環境を作り守りながら生きていると言われています。
神社には御神木があり、古くから日本の歴史を見守ってくれています。熱田神宮の大楠は樹齢1000年を超えており、鎌倉時代から戦国時代に織田信長公が必勝祈願をした姿も見てきたでしょうし、太平洋戦争当時の名古屋大空襲でも焼かれずに残ってきました。私のお気に入りは三嶋大社の金木犀です。樹齢1200年を超えてもまだなお、秋になるとほのかな香りを漂わせています。
明治神宮の森は、人工林ですが、植樹から100年後に自然な雑木林になるように1915年に設計されました。様々な種類や高さの樹木が互いに支えあって共生し、自然の力によって世代交代を繰り返し、永続する自然の森を目指してつくられたそうです。明治神宮を参拝するたびに清々しい気分になります。
森林浴はしてみたいけど、登山やハイキングはハードルが高いとお考えの皆様、神社参拝で手軽な森林浴をしてみてはいかがでしょうか。
※写真は熱田神宮です。
この記事を書いた人

岩瀬 一郎
趣味は日本全国バイクで御朱印集め。全国の一宮と護国神社を制覇しました。一都一道二府四十三県も制覇しています。日曜日はマラソン大会に出場。なにげに情報処理技術者の国家資格保持者