日記
50年(相談支援プラザ・よし介工芸館・アートスペースわかくさ 施設長 小野田智司)
先日、両親の金婚式のお祝いを
家族が集まり行いました。
50年......
80代の父と70代の母
結婚当初は
30代の父と20代の母
50年.
月で云えば「600か月」
日で云えば「18,262日」
そんな長い年月の中で
きっと"喜怒哀楽"様々なことがあったのだと思います。
子どもを育てるながら
単身赴任があったり
大きな病気や怪我をしたり
祖父母の介護に向き合い
今では孫の世話もしてくれています。
父と母、それぞれにとっての
"主人公"となるエピソードがいくつもありました。
そのエピソードを皆できいて
大笑いしたり、ちょっとセンチメンタルになったり...
とてもあたたかいすてきなお祝いの場となりました。
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そして......
藤沢育成会も50年に向かって歩んでいます。
法人の前身である
地域作業所「星の村共同作業所」を開設されたのは、1978年。
今年で47年が経ちました。
もう少しですね。
今では「当たり前」と思える日常も、
制度の変遷の中で本当に様変わりしました。
特に印象的なのは、
障害のある方が
"福祉の対象"から"権利の主体"へと
変化したことです。
昭和の終わり頃でも「保護されるべき存在」として見られており、
福祉は"受けるもの"という印象が強かったと思います。
令和の今、障害のある方は"一人の市民"として
「権利を主張する主体」として位置づけられ、
差別の禁止、合理的配慮の義務化、意思決定支援の推進など
法整備も進んでいます。
次の50年。
60か月、18,262日のその先に......
私たちの今の「当たり前」と思える日常も
どのように変化していくのでしょうか。
とても楽しみです。
■表紙の写真■
金婚式を行った父母の家
孫にあたる世代に飾り付けを
頑張ってもらいました。
この記事を書いた人

管理職の中で女子力(?!)の高さダントツNO.1!いつの間にか女性の輪の中心にいることも?!お手製の編みネクタイを身に着け颯爽と、テンポ良く仕事をこなします♪井戸端会議も大好物~!さぁ、みんなで楽しくお仕事しましょう!