日記
『かながわ地域生活移行推進人材養成研修に参加して』(湘南あおぞら・アポロ 施設長 宗像 喜孝)
7/25(金)に「かながわ地域生活移行推進人材養成研修」に参加しました。この研修は、県の『地域生活移行圏域推進事業』の一環として企画されたもので、ある条件を満たした障害者支援施設に従事している職員を「かながわ地域生活移行スペシャリスト」として県が認定し、入所する利用者の地域生活移行の推進を図る人材を養成することを目的としています。
当日の受講者は7名とやや寂しい状況となりましたが、1日を通して、受講生の皆さんと共に障害者支援施設における地域生活移行について考える機会となりました。
受講生された皆さんからの振り返りの意見として、「まずは現場職員が、利用者が希望の地域で地域生活を送っているイメージを持つことが大事」や「利用者の希望する暮らしについて、日常的に利用者と話し合えることが大切」、「現場職員の負担を考えながら、地域移行の取り組みを行うために今の業務を見直すことも必要」などが挙がりました。
湘南あおぞらにおいても、地域生活をベースとした個別支援計画の作成や県の意思決定支援にかかる補助事業の活用など、今年度より地域移行に関する様々な取り組みを行っていますが、まずは、職員間で利用者の「地域生活移行」について共通認識を持てるように取り組んでいきたいと思います。
『地域生活移行圏域推進事業』の事業内容は、以下の通りです。
①圏域の地域生活移行希望者の把握:圏域内の障害者支援施設に入所する利用者について、各施設に配置されたかながわ地域生活移行スペシャリストと連携し、地域生活移行希望者を把握し、台帳等を整備する。
②圏域の地域資源の調整・開拓:圏域内の地域資源の調整・開拓を行い、重度障害者等受入れを行うグループホーム等に対し、相談・助言等を行う。
③地域、施設、事業所等との連携強化:各施設のかながわ地域生活移行スペシャリストと連携し、利用者がグループホームや施設外日中活動に体験利用・移行した後の助言・フォローを行う。圏域内の自立支援協議会、相談支援事業所等との連携を図り、地域全体のネットワーク強化に取り組む。
(写真)今年は2軍戦も含め3回観戦に行っていますが、3戦3敗です・・・。
この記事を書いた人

今でも面影残る高校球児。第二の故郷、屋久島のアウトドアで鍛えられた鋼の肉体。育成会随一の「しゅっとした人」。地元ベイスターズの運営に関しては、辛口の批評家でもある。そして何より、愛妻家。
