日記

「三つ子の魂百まで」(湘南セシリア 課長 鈴木保志)

湘南セシリア

 秋は健康診断の季節。湘南セシリアの利用者の方にも、特に採血や予防接種の注射が苦手な方がいるため、居室やフロア等、本人がリラックスしやすい環境で実施するよう、医療スタッフにも協力を仰いでいる。合理的配慮や日常的な取り組み(例えば体重を医務室で測定する練習など)で、利用者への負担軽減ができることを学んだ。

 つくづく思うが、注射が嫌ということについては強く理解できる。注射の際に病院で泣きわめく子どもがいるが自分自身がその最たるものだったからだ。採血は30歳にしてようやく克服した感がある。今では血管に針が刺さるところを眺め、堂々たる自分に誇らしい気持ちになる。左腕で採血ができれば完全克服なのだが、利き腕ではない弱き腕では少々心もとなく、未だ実施には至っていない。

 予防接種関係は本当にダメで、コロナの予防接種は密かに1回しか受けていない。採血は血管に針を刺し血液を抜くという理屈だが、予防接種はどこに打っているかわからない感じや、よくわからない液体を注入されていることも何だか受けつけがたい。実際、針が二の腕に近づいてくると、体が勝手に逃げてしまうため、看護師に反対から体を押され針に刺さったこともある。実施後の腕の痛みも嫌だ。痛みではなく何で痛いのか、筋繊維が破壊されているから?気持ちが悪い。

 そんなことだから自分は絶対に大病は禁物だと思う。

 幼少期、風邪をひくたび服薬を拒み暴れる私に母と祖母が抑え込み、粉薬を飲ませていた。

 自分自身必死だったが親には本当に苦労をかけたと、この日記を書きながら回想してしまう。

※画像はみらい社の紅葉です

この記事を書いた人

鈴木 保志

自宅にグランドピアノを設置している法人内随一のピアニスト♪仕事の疲れやストレスを旋律に乗せて‥‥♪…と言いたいところですが、もっぱらお酒に走ってしまう、反省の日々です。