日記
2025年湘南ゆうき村の藍の育成クロニクル
湘南ゆうき村
今年度も、湘南ゆうき村の玄関にある小さな畑にて藍の育成に取り組んできました。
ゆうき村の藍は毎年看護師が中心となって育てており、昨年収穫した種から苗が育ち、3年間にわたって自生・生育してきた「天然の藍」というのが自慢です。
畑に落ちた種が自然発芽したものが3月に、5月に利用者と撒いた種がそれぞれ芽を出し双葉から成長葉へ育っていき、毎日水やりをしながら順調に成長して6月頃には収穫ができる状態までになりました。
刈り取った葉を数日間干して乾燥葉を作ります。
7月にその乾燥させた藍の葉を煮込んで染液を作り、利用者と一緒にハンカチやバンダナ・バッグを染めました。
1枚1枚ほんの少しづつ染まり方が違い、味わいのある作品が出来上がりました。
そうして染め上がった作品を、今年度は湘南ゆうき村の30周年ということで、ゆうき村のキャラクター「ゆうきくん」をデザインして商品化し、9月に行われた「30周年!ゆうき村感謝祭」から販売することができました。
ご好評いただき、引き続きゆうき村入り口で販売していますので、手に取って味わってみていただけると幸いです。
そして今年度育ててきた藍も花房の時期を迎えました。
10月には刈り取りを行い、乾燥させた花房の中から種を取り出し、今年の作業もひと段落です。
来年の春にまた種をまくのを楽しみにします。
