日記

法人事務局の施設長・課長日記

「ペットを飼う理由」 (湘南あおぞら・アポロ・法人本部事務局 / 課長 石田 友基)

アポロ
法人事務局
湘南あおぞら

以前、ウサギを飼っている紹介をしました。「人はなぜペットを飼うのか」ということが気になって調べてみました。

ペットの歴史はとても古く、12000年前の遺跡からは女性と子犬が一緒に埋葬されたのが発見された記録があるそうです。

ペットを飼う理由ランキングというのもあり、「かわいい」からという理由が半数を占めていました。僕がウサギを飼った理由もまさに一目ぼれ、圧倒的な可愛さでした。

表面的な理由の裏側に、「人は群れで生活する生き物であり、自分が持っている資源を、仲間に分け与えたい」という本能を持っているらしいです。現代では、物があふれているので、人は群れなくても生活は出来ますが、ペットの世話をすることで、その本能を満たしている。という考え方があるそうです。

動物はしゃべらないので、人を必要としているかどうか、本心はわかりませんが、人の脳は「必要とされたり、分け与えたりする=幸せになる」ということがプログラミングされているようで、現代社会ではあまり、人にしなくなった本能的欲求を、ペットを飼うことで満たしているそうです。

本能を意識したことは今までありませんが、僕の本能的欲求を満たしてくれているウサギに、感謝を感じました。

春に想う  (法人本部事務局 / 事務局長 石川 歩)

法人事務局

 新型コロナウイルスが発生してから3年が経過しました。313日には日常に定着したマスク着用が見直され、屋内外問わず個人の判断に委ねられることになりました。施設内のマスク着用は検討中ですが、少なくとも街中ではマスクを外す方が増えてくるのではないかと思います。

 日常が戻ることを歓迎する気持ちがある反面不安もあり、まだまだコロナウイルスのことを考える日々が続きそうです。

 3月は卒業の季節でもありますが、藤沢育成会では、常勤の定年が65歳、非常勤の定年が70歳と定められています。ただし、70歳以上の非常勤職員を対象とした再雇用制度もあり、多くの方が再雇用の希望を申請されます。

 その希望者の方と面談をする機会があったのですが、みなさんスポーツに、芸術に、趣味にと、様々な活動をされており、多才、多彩な方ばかりで驚きました。

 やはり私生活の充実が、心と体の健康につながり、前向きな気持ちで仕事が出来るのだろうと感じました。

 職員のみなさんのお話を聞きながら、自分自身の日常が、漫然と繰り返しになっているなと強く反省させられました。1か月遅れではありますが、今年は私生活で新しいことに挑戦し、何か新しく熱中出来ることを見つけようと思います。

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 写真は文章と全く関係ないですが、ネコがうつぶせで寝るのを「ごめん寝」というそうです。興味のある方はインターネット等で探してみてください。

未来に向けて  (法人事務局 事務局長 / 石川 歩)

法人事務局

先日受講した研修でのお話の中で、約100年前の人が予言した100年後の日本について紹介されていました。(1901年の報知新聞の記事だそうです。ご興味がある方は探してみてください。)

 全部で23項目あったのですが、中には「写真電話」や「市街鉄道」など、予言を超えて実現しているものもあり、「人が願ったこと、夢見るもの多くは実現することが出来る」のだと感じられました。100年後の日本、そして世界はどうなっているのでしょうか。

 

 そこまで長い期間ではありませんが、私が藤沢育成会に入職して約20年、障がい福祉の分野も法律、制度、サービス、支援方法に至るまで多くの変化がありました。

 今年度策定した、藤沢育成会の中長期計画「インクルージョンプラン」の中でも30年後を見据えての目標等が描かれていますが、先ほどの23項目に比べるとまだまだ想像力が足りない・・・と感じています。30年あればもっと出来る、くらいの意識で取り組んでいきたいですね。

 話が少しそれますが、2018年から継続しているいんくるフェスティバルを、1112日(金)に開催します。今年はいくつかの会場に分かれて行うため、限定的ではありますが各会場をリモートで繋ぎ、お互いの様子が見られるようにする予定です。

 こういった取り組みが出来るようになったのは、新型コロナウイルス対策のプラス効果なのかもしれません。遠くない将来には、より一歩進んでメタバース(ユーザーがアバターを使い活動できる仮想世界)でイベントが出来たりするかもしれない。様々な方が、それぞれの場所から参加できるようになるかもしれない、などと想像を楽しみつつ、まずは今年のフェスティバルの成功に向けて法人全体で準備を進めています。

※いんくるフェスティバル2022は、いくつかの会場に分かれて行います。秋葉台公園で行う「いんくるパーク」と、秋葉台文化体育館や近隣店舗等で行う「いんくるアート」は一般公開しておりますので、たくさんの方のご来場をお待ちしています。詳細は法人からのお知らせをご覧ください。

それぞれのコンセプト(事務局長 石川 歩)

法人事務局

先日、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いているタイミングを狙って伊豆に行ってきました。梅雨の最中ではありましたが、全ての生き物でカメが一番好きな息子が、長年どうしても行きたいと言っていたiZooを訪れることができました。

iZooは河津桜で有名な東伊豆の河津町にある、爬虫類に特化した体感型動物園です。「ライオンはいません、キリンもいません、爬虫類しかいません」のポスターのとおり、ほとんどの生き物がトカゲやヘビ、カメ、ワニなどで占められており、爬虫類好きには天国のような場所でした(嫌いな方には地獄・・・なのかもしれませんが)。

以前は伊豆アンディランドというカメ専門の水族館だったそうですが、iZooに改装して体感型動物園にしたことで来場者数が6倍に伸びたそうです。企画力と宣伝力、そして一つのことを突き詰める大切さを感じます。

旭川の旭山動物園でも、閉園寸前の状況から、スタッフの方々のスケッチをもとに、動物のありのままの姿を見せる理想の動物園を目指して改修を重ね、日本でも有数の人気動物園に復活したことはご存知の方も多いのではないでしょうか。

2022年度から、藤沢育成会では新たな5か年計画「インクルージョンプラン」が始動しました。計画が計画で終わらないよう、また計画以上のものが実現できるよう、これからの5年間が大切になると感じています。

気持ちをリフレッシュしつつ、藤沢育成会らしいコンセプトの実現に向けて、止まることなく進めていきたいと思います。

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写真はiZooのリクガメさん達です。展示スペースだけではなく、通路にもたくさんのカメがいました。

『2023年度の新卒採用活動が本格化します』 (法人事務局・湘南だいち・湘南ジョイフル / 課長 宗像喜孝)

法人事務局
湘南だいち
湘南ジョイフル

2023年卒の学生を対象とした採用活動の広報解禁日である31日を過ぎ、藤沢育成会も他社に遅れることなく、採用活動を本格的にスタートさせました。実際には、採用につながる取り組みは、昨年の6月から開始したインターシップの申込みからすでに始まっており、足掛け半年以上になります。今から取り組みの成果がどのようになるのか楽しみでなりません。

今年度は昨年度用にコロナ禍の中、感染症予防対策の観点から、一般企業を中心に、他社はオンラインを活用した採用活動を行うところが目立ちました。藤沢育成会も昨年からオンラインのコンテンツを充実し、オンライン上で会社説明や障害特性に関する演習等を行ってきましたが、やはり学生のニーズは、福祉の仕事の特性もあり、実際の職場で、対面で実習をすることにあるのではないかと法人採用担当の担当者間で話し合いを行い、法人本部とリスクを協議しつつ、学生に2週間の健康観察と行動履歴の提出、その他厚労省のガイドラインを参考に実習の実施条件等を確認することを条件に、対面でのインターンシップを実施してきました。

結果として、多くの法人や企業が対面でのインターンシップを敬遠する中、当社比として昨年よりも倍以上の約70回以上の学生からのエントリーがあり、40日以上のインターンシップの実習を実施することが出来ました。採用活動の広報解禁日前に、学生といかに接点を持ち、法人に興味を持ってもらうかはとても大事なことです。このことが影響してか、すでに3月から始まった採用説明会では、インターンシップ実習を終えた学生が10名以上エントリーを行い、すでに説明会に来てくれた学生も数名います。

今や深刻な人材不足がどの業界でも叫ばれている時代であり、将来有望な学生が一人でも多く入社してもらうことが、法人の今後の発展に大きく影響を及ぼすことは間違いありません。例年、7月までに約全体の7割以上の学生が内定を受け、就職活動を終えると言われています。是非、これからの数か月、法人職員全員が法人の採用活動に注視してもらい、一体となって優秀な人材の確保に努めていければと考えていますので、ご協力よろしくお願いします。

(写真)中途採用者向けの説明会の一場面です。当社は、新卒者だけでなく、中途採用にも力を入れています!!

「小人の靴屋」     (サービスセンターぱる / 所長・事務局長 石川 歩 )

サービスセンターぱる
法人事務局

オミクロン株の流行が収まりません。法人内でも多くの事業所がクラスターとなり、利用者、ご家族のみなさま、関係者の方々にご心配をおかけしております。可能な限り感染拡大を防ぎ、一日でも早く終息を迎えられるよう、事業所間でも連携を図りながら努力してまいりたく存じます。

さて、話は変わりますが、今年度藤沢育成会事務局では、パソコン操作に明るい職員が中心となり、試行的にRPAの導入を行っています。

RPAとは、ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation)の略になります。人の手で行っていた業務や工程について、ロボットに業務をやってもらうことをいいます。まるでグリム兄弟の童話にある「小人の靴屋」が実現したかのような技術です。

現在、会計業務の一部をこのRPAを活用して自動化しています。まだまだ試行段階ではありますが、実際に自動で動いているパソコン画面を見ていると、感心すると同時にいつかコンピューターに仕事を取られてしまうのではという焦りを覚えます。

実際に使ってみた感覚では、RPAはデータを別のシートに書き写したり、単純な作業を繰り返したりするのが得意なようです。反対にパターンや条件付けが複雑で変化するものはまだまだ人間の手が必要に感じます。

上手く最新技術を生かしつつ、職員の働き方改革に繋げていき、結果として支援の充実に繋げていきたいと考えています。

写真は文章とは全く関連がありませんが、2022年2月22日は鎌倉時代以来800年ぶりに2が6つも付く日、とのことで今までも時々登場している我が家のネコの写真になります。