日記

サービスセンターぱるの施設長・課長日記

「2022年の抱負」 ( サービスセンターぱる / 課長 鈴木 保志 )

サービスセンターぱる

新年あけましておめでとうございます。

さて、12月に受けた健康診断の結果が、新年早々に事業所に届き思わずため息をつく。私にとっては日々の生活における通信簿のようなものだ。苦手な科目がありいつも成績が悪い。いつものことだからと毎年放置をし、いざとなれば控えめにすればよい、そのくらいに考えていた。

しかしながら本当に「酒」が好きだ・・

健康診断での受診時、医師が昨年の検査結果に対し、悪化した場合の経過を事務的に説明していた。淡々と感情のこもっていない口調に何とも不安を覚える。

 考えてみると、休日の過ごし方や平日の帰宅後の余暇、あらゆる場面を「酒」に牛耳られている。この機会をプラスにとらえ、通院し考えを改めたいと思うきっかけとしたい。

10年程前にも同様に内科通院したことがあり「あなたのような人は100か0しかない。」と言われたことがある。100も0も嫌なので、今回は相談して折り合いがつけられる病院に行きたいと思う。そして、今年こそお酒と上手く付き合っていきたい。

波多江式インディアン的福祉論!? ⑰ (サービスセンターぱる ・ 湘南ゆうき村  /  副所長  波多江 努)

サービスセンターぱる
湘南ゆうき村

今日は死ぬのにもってこいの日だ。

生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている。

すべての声が、わたしの中で合唱している。

すべての美が、わたしの目の中で休もうとしてやって来た。

あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去って行った。

今日は死ぬのにもってこいの日だ。

わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。

わたしの畑は、もう耕されることはない。

わたしの家は、笑い声に満ちあふれている。

子どもたちは、うちに帰ってきた。

そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ。

私がインディアンを好きになったきっかけの詩です。初めて読んだときは、特に心の動きはなく、「死ぬのにもってこいの日」という言葉に引っ掛かりを感じていただけでした。(また、私の余命が残り少ないとか、人生の岐路に立たされているとか、そういうことは一切ありません。)

自然と共に生き、自分も環境の一部であることや周囲のものに敬いを持ち、今日の自分は周りのおかげと感謝することの大切さを理解しました。

そして亡き父や兄、特別な友人、仕事を通じて知り合った方々、その人たちの「生きざま」から「死ぬことは相手の心に生きること」ということも教わりました。

多くの出来事から学ませてもらった今だからこそ、この詩の魅力が何となくわかる気がするのです。

繰り返しになりますが、また、私の余命が残り少ないとか、人生の岐路に立たされているとか、そういうことは一切ありません。

画像17.jpg

友人からの注文を受け、久々に長財布を作りました。

踏み出す勇気 ( サービスセンターぱる 所長 / 事務局長 石川 歩 )

サービスセンターぱる
法人事務局

新型コロナウイルスもだいぶ落ち着いてきましたが、まだまだ自粛が必要な状況ですね。

自粛で増えた「おうち時間」を楽しむ意味もあり、先日、自分の誕生日に電気圧力鍋を購入してもらい、週末の食事作りに活用しています。

これがとても便利で、基本的には食材を切って入れてスイッチを押すだけ。火加減の調節も時間の管理も不要になり、家事の負担軽減につながりました。

事務局長を務めておりパソコン等機械関係の扱いを担当していることから、先進技術好きな印象を持たれがちですが、実は私は頭が固く楽をすることを後ろめたく感じるところもあり、こういった便利家電のようなものを避けていました。

いざ使ってみると多くが便利で心地よく、私に足りなかったのは一歩を踏み出す勇気だったのだなと実感しています。最近ではドラム式洗濯機やBluetooth機器など、コロナ下で過ごす時間が増えた室内の充実を図っています。

福祉事業所でもPC関連の技術導入のみならず、ロボットの活用やICT化なども推奨されるようになってきました。

新しい試みを怖がらず、必要なものを必要な場所で活用出来るよう、頭を柔らかくして検討していきたいものです。

「課長日記」  (サービスセンターぱる 支援課長 鈴木 保志)

サービスセンターぱる

法人広報委員会から課長日記の掲載依頼案内があり、もうそんな時期?と驚く。いつもそうだ、他の業務同様に仕事の意識、段取りに問題があることは言うまでもない。

さて、何を書こうかと毎回部屋の中を眺め、視界に入るものからイメージを膨らませている。これも意識、段取りに問題ありか。「さて書くぞ、何を書くか・・」と酒の肴に考え始めると、もうどうでもよくなってくる。

文章がとても苦手だった小学生の頃(今もそうだが・・)、父親が私の読書感想文を読み「あらすじ」は感想文ではないことを指摘していたことを覚えている。何を言っているのか当時は分からなかったが、確かにあらすじを書いていた。「感想」ではなく「あらすじ」の為、読むと本の内容が大方理解できる。指定の文字数に到達出来そうにない時、終盤は詳細が記されたあらすじとなる。

日記、作文、論文、感想文・・さまざまあるが、そもそもこの文章は日記として成立しているのか?この機会に整理しておこうと思う。

ブロークンウィンドウ理論 (サービスセンターぱる 所長 / 事務局長  石川 歩)

サービスセンターぱる
法人事務局

以前ある研修で、ブロークンウィンドウ理論について学ぶ機会がありました。心理学の用語で、小さな不正を徹底的に正すことで、大きな不正を防ぐことができるという理論です。

名前のとおりで、「一枚の割れた窓を放置すると、いずれはすべての窓が割られ、地域全体の治安が悪くなる」といった内容でした。この理論の実践として、某有名な千葉県のリゾートでごみを一つも残さずに徹底的に清掃するのは、結果的にそれが全体のマナー向上につながるからだそうです。

梅雨も過ぎかなり蒸し暑くなってきましたが、通勤で街を歩いているとマスクをせず人混みを歩かれていたり、夜間路上でアルコール類を飲んで談笑されていたりと、新型コロナウイルス感染対策への慣れや緩みが感じられます。そんな様子を見て上記の理論を思い出し、まずは自分自身、そして自分たちの事業所から、改めて感染対策の徹底をしようと襟を正される思いでした。

※文末に昆虫(アリの巣)の写真があります。苦手な方はご注意ください。

話は変わりますが、本屋の店先で大量の自由研究キットが売られているのをみて、小学生の息子が急に「アリを飼いたい」と言い出しました。私が子どもの頃はキットもなく(存在を知らなかっただけかもしれません)、普通の飼育箱に砂を張ってアリを入れてみたのですが上手く巣を作ってくれなかった記憶があります。

セミやカナブンにはさわれない息子が折角興味を持ったので、アリ飼育セットを購入し育てています。思いのほか簡単で、まだ3日ですがアリ達は立派な巣を作っています。(私が一番楽しんでいるかもしれません)

私生活でも、仕事でも、制限のある生活であっても出来ることを見つけていきたいですね。

アリの巣.jpg

特別な「今日」を積み重ねよう(サービスセンターぱる 所長/事務局長 石川 歩)

サービスセンターぱる
法人事務局

「明日世界は終わる・・・」

通勤中にイヤホンを通して流れてくる曲の一フレーズを聞きながらふと、本当に明日世界が終わるとしたら、自分は何をして過ごすだろうかと考える。私だったらいつもの、普段と変わらない休日を過ごしたい。でもきっと最初に子どもたちに「今日何がしたい?」と聞くので、その反応によって違った過ごしになるかもしれない。

こんな想像を一度は考えたことがある方も多いかもしれません。やりたかったことを思い切って実行しよう、自分の大切な人と過ごそう、思い出の場所に行きたい、など、人それぞれの想いが生まれるのではないでしょうか。

「明日世界が終わる」は極端な想像ですが、もしこれが1週間だったらどうでしょうか。1カ月だったら、1年だったら、5年だったら・・・有限だと意識することで、何気ない日常がより価値ある一日に変わるような感覚になり、最後の一日だけが特別な日なのではないことに気づかされます。プライベートもそうですが、異動などを考えると仕事はそれ以上に期限が短くなります。

今日という一日を、ほんの少しいつもより頑張ってみようと、自分を奮い立たせた一場面でした。