日記
アートスペースわかくさのスタッフ日記
機織り体験教室を開催しました!
こんにちは アートスペースわかくさです。
アートスペースわかくさでは、夏休みを利用して機織りを体験してもらおうと、「機織り体験教室」を企画しました。
この企画をホームページで見て、お申込いただいた小学3年生の可愛らしいお子さんが、8月26日(金曜日)のワークショップに参加されました。
先ずは好きな色の糸を巻いて緯糸の準備です。
いよいよ昔ながらの機織り機での体験です。緯糸を通してトントンを繰り返します。
初めての体験とは思えないスムーズに織りはじめ、どんどん織っていました。
体験は、午前の部で参加でしたが、「楽しい!」「もっと織りたい」と午後の部も延長し、機織りの楽しさを実感されたようでした。今回の体験教室で170㎝もの作品を完成させました。すごい!
もともと機織りに興味を持たれていたということですが、終始目をキラキラと輝かせて機織りを楽しんでいる姿がとても印象的でした。
織り上げた作品の仕上げをしている間に、ビーズボール作りにも挑戦しました。
ビーズボール作りでは、利用者さんが講師です。
ワークショップを終え、帰る時には「また来たい」「友達に教えて一緒に来たい」と嬉しい言葉をいただきました。今回の体験での機織りの楽しさをお友達にも伝えて、またの体験教室を楽しみにしていただけたらと思います。
アートスペースわかくさでは、今後も機織りを通して地域の方と交流する機会を定期的につくっていく予定です。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
住所:〒252-0821 藤沢市用田602-3
電話:0466-49-5553
FAX:0466-49-5530
担当:梅田 池端
【MOTTAINAI‐ARTシリーズ】きりしね編①あじさい
こんにちは。あっという間に夏本番!ですね。
アートスペースわかくさでは、毎週金曜日にさまざまな創作活動を行っています。ここ数年、ワンガリマータイさんが提唱したことで世界共通語になった【MOTTAINAI(もったいない)】という視点も大切にし、端材を利用した創作活動も行ってきています。
そこには私たちが日頃使用している材料は、その多くがご寄付や大事な予算で購入しているものであり、この創作活動は、ご利用者の創作の幅を広げるとともに、大切な材料を無駄なく使いきる社会的に有益な活動もみんなでしていきたいという願いがこめれらています。もったいないという言葉や感覚は、もともと日本人には馴染み深いものですよね。
【MOTTAINAI‐ARTシリーズ】は、このスタッフ日記を通じて、さまざまなMOTTAINAIから生まれた創作物を紹介しています。
今回は、きりしねと手織布のはぎれを使って素敵なあじさいが完成したのでご紹介します。
ところで『きりしね』、って一体なに?
機織りの日中活動で皆さんが織った手織布は、マフラーだけでなくポーチやバッグ、ブックカバーなどに加工されていきます。機織りの活動をする上で、織りあがった布の経糸(たていと)には、その両端に織れない部分が必ず生まれます。この最終的に切り落とされてしまう運命にある経糸の部分を『きりしね(切糸経)』と呼びますが、短いといえども大切な糸。わかくさでは、全てのきりしねを色分けして大切に保管します。だって、そのまま捨ててしまうなんて...MOTTAINAI(もったいない)ですから。
それでは、作品の工程を見てみましょう。
きりしねをはさみで刻んでいきます。こまかくこまかく、丁寧に。
きりしねの創作活動は、6年前からですので、皆さん、慣れた手つきです。
今回は、≪にじいろの作品展≫への出展用ということもあり、背景には虹を入れようと決めました。背景・葉っぱ・虹...と刻んだきりしねをボンドで貼りつけていきます。
そして、メインとなる紫陽花の部分は、手織布のはぎれを使うことにしました。
土台に折り紙を貼り、そこに細かく切ったはぎれを貼りつけます。
たくさんのMOTTAINAIが詰まった私たちの作品が、またひとつ増えました。
よく見ると、カエル君とかたつむり君もいます。
少しだけ憂鬱な気分になる梅雨どきも、わかくさではこんな風に作品を作りながら楽しく過ごしていました。きりしねの作品は、柔らかくあたたかな雰囲気になるのが特徴です。
きりしねの作品もギャラリーにたくさん展示されているアートスペースわかくさへ是非、足をお運びください。お待ちしています。
アートスペースわかくさ
藤沢市展「秀作賞」受賞!
こんにちは、アートスペースわかくさです。
ご利用者が日々、活動で行っている作品を第72回藤沢市展に出展しました。藤沢市展とは昭和26年に始まり市民と行政が手を取り合い、文化都市藤沢の象徴的な作品展で毎年数百の作品が応募されるイベントです。
アートスペースわかくさでも利用者の機織りや創作品を美術の部の工芸部門に、5点ほど応募しました。
その中で、「雨のつゆののれん」というタイトルで出した、石井優紀さんの機織りの作品が秀作賞を受賞しました。
藤沢市展は5月31日(火)~6月19日(日)の開催でしたが、あらためて6月26日(日)に表彰式があり参加してきました。
受賞の話しを本人に伝えた際には、照れているのか「あっそう」と素っ気ない言葉でしたが、他のご利用者から「おめでとう」「すごいね」と声かけられると、誇らしげな表情を見せていました。当日も、どうとうと表彰を受けることができました。
これからも、ご利用者の作品がお披露目出来る機会に積極的に出していき、アートスペースわくさの活動を広めていきます!!
また、機会がありましたらご報告します。
アートスペースわかくさ 職員一同
「機織りの端布を通して」
こんにちは、アートスペースわかくさです。
今回は、先月、【MOTTAINAI‐ARTシリーズ】はぎれ編②ふくろうで紹介したワークショップの開催報告です。
「織り布でふくろうを作ろう!」というワークショップが5月17日(火)ふじさわ宿交流館にて開催されました。
ふくろうを作る材料はアートスペースわかくさで織った布の端布を購入してもらい使って頂きました。
おひとりお一人に大小2個分の材料が入っています。分かり易い手順書付きです。まるでキットのようですね。
2回行われたワークショップですが第1、2部共に満員御礼。盛況のうちに終了されたそうです。講師の大知里先生がふだん針仕事をされない方々にも判るよう、優しくご指導下さいました。世界でただ一つのかわいらしい、ふくろうが完成♪
講師の大知里先生からの感想です。
「機布に始めて触れた方は表情の豊かさに驚かれた様子でしたが、どなたの作品も微笑みを誘うふくろうになりました。大切に使わせていただきました」とお言葉をいただきました。
後日、ワークショップに参加された方が、自宅でも作ってみたいとおっしゃり、わかくさに端布を買いに来てくださいました!
今回、ワークショップにアートスペースわかくさの織布が貢献できてよかったです。ありがとうございました。
アートスペースわかくさ
縫製ボランティアさん感謝の会
10年以上に渡ってよし介工芸館とアートスペースわかくさで縫製ボランティアとして活躍してくださいました岩熊啓子さんが2022年3月でボランティアを終了することになりました。これまでの関りに法人より感謝状の贈呈を行い、ささやかながらですが感謝の会を開きました。
岩熊さんは、これまでご利用者の「バッグがいい」「ペットボトルケースが欲しいな」「巾着を作って」「ブックカバーにしたい」などなど...、さまざまな想いをカタチにしてくださいました。また、織りあがった布の表現をいつも考えてくださり、常にその織布が一番活きることを大事にしていらっしゃいました。その織布の持つ良さを最大限に活かすように心がけながら商品へと加工してくれました。皆さんの織布が素晴らしい商品として世に出ていくことへの多大なる貢献をしてくれたことに、心より感謝を申し上げます。
コロナ禍でなかなかバザーなどの販売の機会が減りましたが、皆さんの日々の作業を通じて生まれる織布を、ご利用者の想いを大切にしながら、ミシンを駆使して、いろいろな商品へと変換し、織布を活かす工夫や無駄なく端切れまで大切に慈しんで使いきるコツなど、たくさんの大切なことを私たち職員にも伝えていただきました。
アートスペースわかくさの商品がリーズナブルな値段で販売できるのは、縫製を外注するのではなく、こうした縫製ボランティアさんの高い技術力と、優しくあたたかな気持ちに支えらていることによるものです。
岩熊さん、本当にありがとうございました。
アートスペースわかくさでは、引き続き縫製ボランティアさんを募集しております。
興味があるだけでも大丈夫です。まずはお気軽にお電話ください。
【連絡先】
アートスペースわかくさ
藤沢市用田602-3
Tel 0466-49-5553
E-mail wakakusa-sien@f-ikusei.or.jp
「天気が良いので・・・」
こんにちはアートスペースわかくさです。
わかくさは定員20名の小規模の生活介護事業所で車両1台で送迎を行っています。
5月某日、快晴の日に我がわかくさの愛車はエスクァイアを洗車しました。
洗車をやりたい人を募り、数名の精鋭部隊を結成!!
いざ、洗車
カーシャンプーをつけたスポンジで車体をゴシゴシ。
車体全体を洗ったら、水で流します。
流し終わったら、拭き上げ。
車内も掃除機できれいに。
綺麗に完成です。
これからも、小規模事業所の強みを生かし日中活動の中で、色々と楽しいことをやっていきます!!
今後も、日々の活動場面を切り取って紹介して行きますのでよろしくお願いいたします。
アートスペースわかくさ