日記

施設長・課長日記

「開設から半年を迎えて」   ( 湘南ゆうき村・湘南だいち・湘南ジョイフル / 施設長 三嶌 悟 )

湘南だいち
湘南ゆうき村
湘南ジョイフル

10月に湘南ジョイフルが開設して、早や半年が経過しようとしています。

 「野菜・運動・健康」をテーマに、「多様な人生のうれしい・たのしいが生まれる場所でありますように」と、思いを込めて「湘南ジョイフル」はスタートしました。

 開設当初は数人でのオープンから、徐々に利用者さんも増えています。活動に関しても、備品が並ぶオフィスだったのが、今では壁面や玄関にも、季節に応じた装飾を施して華やかになっています。農作業でも、最初はどこに行けばよいのやらから、今では作業内容を聞くだけでその場所に赴き、収穫や土壌整備等の数種類の作業工程が確立しています。20221月からは、毎週水曜日に「あゔにーる」のパン販売の開始や、4月以降には待望の「野菜自販機」を導入して、収穫から販売まで実施していきます。開設準備から携わり、ここまでやってきた実感と愛着が深まっています。

 これからますます、「うれしさやたのしさ」が増していく湘南ジョイフルです。

 見学も随時可能ですので、お気軽にお立ち寄り下さい。

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「小人の靴屋」     (サービスセンターぱる / 所長・事務局長 石川 歩 )

サービスセンターぱる
法人事務局

オミクロン株の流行が収まりません。法人内でも多くの事業所がクラスターとなり、利用者、ご家族のみなさま、関係者の方々にご心配をおかけしております。可能な限り感染拡大を防ぎ、一日でも早く終息を迎えられるよう、事業所間でも連携を図りながら努力してまいりたく存じます。

さて、話は変わりますが、今年度藤沢育成会事務局では、パソコン操作に明るい職員が中心となり、試行的にRPAの導入を行っています。

RPAとは、ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation)の略になります。人の手で行っていた業務や工程について、ロボットに業務をやってもらうことをいいます。まるでグリム兄弟の童話にある「小人の靴屋」が実現したかのような技術です。

現在、会計業務の一部をこのRPAを活用して自動化しています。まだまだ試行段階ではありますが、実際に自動で動いているパソコン画面を見ていると、感心すると同時にいつかコンピューターに仕事を取られてしまうのではという焦りを覚えます。

実際に使ってみた感覚では、RPAはデータを別のシートに書き写したり、単純な作業を繰り返したりするのが得意なようです。反対にパターンや条件付けが複雑で変化するものはまだまだ人間の手が必要に感じます。

上手く最新技術を生かしつつ、職員の働き方改革に繋げていき、結果として支援の充実に繋げていきたいと考えています。

写真は文章とは全く関連がありませんが、2022年2月22日は鎌倉時代以来800年ぶりに2が6つも付く日、とのことで今までも時々登場している我が家のネコの写真になります。

自分なりの「丁寧道」 ( よし介工芸館 ・ アートスペースわかくさ / 施設長 妹尾 貢 )

よし介工芸館

「かつてない困難からは、かつてない革新が生まれ、

かつてない革新からは、かつてない飛躍が生まれるのです。」

Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)」として市内で街づくりを進める、パナソニック株式会社(旧松下電器)創業者、松下幸之助さんの有名な言葉です。

われわれも今、かつてない困難に立ち向かっている真っ最中ですが、この経験が今後にいきるよう、現在の課題にひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたいと思います。

丁寧といえば先日テレビで、かつお節づくり職人・瀬﨑祐介氏と書道家・武田双雲氏の対談番組を見ました。武田氏もアトリエが市内にあり、藤沢にゆかりの深いかたです。

その中で武田氏が、さまざまなことに感謝の気持ちを感じて生きるうち、それが高じて「丁寧道」を提唱するに至った、というようなことを話しているのを聞き、感銘を受けました。

武田氏の「丁寧道」の内容はまだよく知らないので、自分なりの解釈であり、氏の著書の内容とずれているかもしれませんが「日常のひとつ一つすべてのことを、当たり前と思わず、大切に丁寧に、感謝の気持ちを忘れずに接し、扱うこと」で日常が豊かになるということだと理解しました。

時代とともに、いろいろな場面で、スピード感と効率化が進んで、自分が置いてきぼりになりそうですが、そうやって効率化した先に何があるのか?それで人生や生活が雑になっては意味がない。効率化されて生み出された時間で、日常をもっと丁寧に生きるのであれば、毎日の景色はもっと色彩豊かに感じられるのかもしれません。

この困難を乗り越えた先を想像しながら、ひとつ一つ丁寧にやっていきたい、そう思いました。

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「春よこい」 ( 湘南セシリア・みらい社 / 施設長 石塚 和美 )

みらい社
湘南あおぞら

2月に入り、メジロの姿を見かけるようになりました。夕方も少しずつ日が長くなってきていることを感じます。

 年明け、10年ぶりに母が我が家にやってきた。1週間滞在。

家の環境は昔のまま。遅ればせながらの大掃除で急きょ環境設定。風呂の脱衣場に温風ヒーター、洗面所・ベットの足元にマット設置、リビングにホカホカカーペット準備。段差の確認。

10年の間に家のまわりの環境がだいぶ変わった。店が変わり家並みが変わった。

私が休みの日に一緒に近隣の散歩。子どもが小さいときはよく手伝いに来てくれていたので顔見知りのご近所さんもいて安心だけれど環境の変化はなかなか難しい。

ウイークデイ、私が仕事の日、母はひたすら家事。食器棚、冷蔵庫内の整理、風呂場、リビングの清掃。帰宅するたび、家の中がきれいになっていく。以心伝心。ここをきれいにしたいという思いは母にはしっかり伝わっていた。

今まで来られなかった分、今後も定期的に母に来てもらうことになった。今度来るときは一緒に桜の花の下を散歩したいと思う。

103歳で逝った祖母は、寝たきりになっても「気をつけて帰りなさい」と気遣ってくれた。

 仕事に追われ、自宅と仕事場の往復。母が来てくれ、どこかで誰かが見守ってくれていることを感じた時間でした。

 散歩道。蝋梅の香りがしている。春はそこまで来ている。春よこい♪早くこい♪

「研修の楽しみ」(相談支援プラザ / 施設長 伏見康一)

昨年中に研修を受講する機会が多くあった。更新研修が重なったためである。最近の研修は昼食事情が変わってきている。理由は「コロナ」。会場都合もあるのだろうが持ち込みだと「会場内飲食禁」や「別室で黙食」などが定番。かといって不慣れな土地の飲食店の混雑状況も及びもつかず、結局はコンビニで買って公園で食べる、というスタイルに落ち着いていた。

桜木町で受講していた時のこと。野毛山公園で昼食場所を探していた時「野毛山配水池」にたどり着いた。津久井湖から野毛山まで繋がる水路の到達点である。拙宅近隣では「さくらの散歩道」と名付けられている水道で、いつしか終点まで行ってみたいと思っていたが、まさかこのタイミングでたどり着けるとは思ってもいなかった。なんだか気持ちも晴れ晴れとした昼食となった。

嬉しいついでに、と勢い余ってしまったのか、昼食後野毛山近辺の散策へ出発。水路のほか歴史を感じさせる建物や風情ある坂道、階段など初めての土地をいろいろと思いめぐらしながら路地を歩いていた。日ノ出町駅あたりに着いた時、我に帰り今日の日課を再確認。「今日は研修です、しかも更新研修、遊んでいる場合ではありません。」自分自身に言い聞かせ、携帯アプリを起動させ地図を頼りに帰路に着く。

無事、休憩時間内に研修会場に到着し、午後の研修も問題なく受講した。ただ帰り道はずっと小走りであったがゆえ、座った途端噴き出す汗に内心、動揺していたということは言うまでもありません。

施設長日記(伏見)20220202 画像②.jpg

「第54回 朝の来ない夜はない」 ( 湘南あおぞら・アポロ / 施設長  倉重 達也 )

アポロ
湘南あおぞら

 シェイクスピアの戯曲『マクベス』中に出て来るマルコムの台詞だそうです。新型コロナ感染症が収束しかけては繰り返し、それが5回も6回も蔓延してくると、いつ夜明けが来るのだろうと疑心暗鬼な気持ちになります。感染症そのものが周期を持つものかも知れませんが出口が見えかけては消えるというのは精神的な負担が大きくなるばかりです。

 

 今、これを書いている時も感染者数が過去の記録を更新したというニュースが流れています。これだけ長期間にわたって感染の不安やいろいろな制限によるストレスを抱え、さらにコロナ対策が重なって何倍も神経を使いながら、一体、皆さんどうやって仕事や学業に対して意欲を維持しているのでしょうか。

 魔法の言葉があったらいいと思いますが、魔法は解けてしまうのが常套ですからこれもあてになりません。

 冒頭の「朝の来ない夜はない」などは私も時々心の中で呟いて自分の気持ちを鼓舞してきましたが、「朝の来ない夜はなかったけど、コロナはなかなか終わらない」と思ってしまうと春先の雪のようにすぐに魔法が解けてしまいます。

そんな厳しい状況の中でも日々、悪戦苦闘しながら利用者の支援をしている我々福祉施設職員の姿を見ると感謝の思いとともにただただ頭が下がるばかりです。

一日も早く夜明けが来ることを願ってやみません。

以上

 (写真)17日 雪の日