日記

施設長・課長日記

地域力(法人本部事務局長・サービスセンターぱる所長 石川 歩)

サービスセンターぱる
法人事務局

2020年度が始まって3週間がたちました。今年度もよろしくお願いします。

新型コロナウイルスの影響で社会が激変して数か月。感染対策はもちろん、余暇外出の自粛、事業所間の移動等の制限、会議・研修の中止、日常のルーチンワークに至るまで、藤沢育成会にも多くの影響が出ています。

全国に緊急事態宣言が出ていますが、藤沢市の人出は7割削減には程遠く、海沿いの地域では増加しているところもあるそうです。自分自身、そして身近な大切な人を守るため、一人ひとりの行動の自制が必要と強く感じます。

さて、話は変わりますが、2月中旬にPTA活動のお手伝いで娘の小学校に行きました。

娘の通う小学校では、月に2回ほど放課後活動の日があり、地域の有志の方やPTAの担当者などが中心となり、学校の教室や体育館を使った様々な活動に、子どもたちが参加できる日があります。全学年の希望者が対象で、多い時は全体の半分くらいの児童が参加しています。活動は体育館での卓球、ドッジボール、ボッチャなどのスポーツ、けん玉やお手玉などの昔遊びのほか、各教室に分かれて季節の工作、映画鑑賞、お作法教室など様々です。私がお手伝いに行った日は音楽会の鑑賞をしていました。

 場所が学校なので、学童保育に通う子どもたちも、学童に行く前に参加出来ていました。家族構成が変わる中、放課後にそのまま学校で参加できるところが、地域力を時代にマッチさせた良い取り組みだと感じています。

外出自粛なので、家から一番近い公園で春を探してきました。

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「それでも春は来る」(よし介工芸館・アートスペースわかくさ 施設長 妹尾貢)

よし介工芸館

今年度も、よし介工芸館・アートスペースわかくさの施設長を担当します。妹尾です。

よろしくお願いします。

今年はさくらが長く咲き、そのすばらしい眺めをゆっくりと堪能したいところですが、立ち止まって眺めるのはちょっとはばかられる、そんな春です。

さくらの花をみていると、いろいろな人の顔がこころに浮かび、健康のことや日常生活のことなどが気になりますが、いまはただ、離れたところから、それぞれを想って、自分にできることを精一杯やるしかない、と思っています。

さて、昨年度からアートスペースエクルのウッドデッキを、ボランティアの平さん中心に修理して、この春に素敵なスペースに生まれ変わりました。本当なら、皆さんに呼び掛けていろいろにご活用いただきたかったのですが、それはしばらくお預けとなりました。

代わりに、その様子を少し、写真でお伝えできればと思います。

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かわいいお花も咲いています。

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この場所で皆さんと集える日を楽しみにしながら、準備をしておきます。

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「チャレンジ」(湘南セシリア、みらい社 施設長 石塚 和美)

みらい社
湘南セシリア

今年の冬は、新コロナウイルス感染予防対策のために、不要不急な外出や学校の休校、イベントの中止など、生活に大きな影響がありました。消毒薬、マスクはまだ品薄状態です。法人の事業所でも衛生管理や健康管理をおこなっているところです。一致団結して乗り切りたいと思います。

私自身も外出を控える日々ですが、休みの日は近所へ散歩、お彼岸には家族を車に乗せてお墓参りに行きました。この冬は、あたたかで道ばたの花や桜も例年より早く咲いているようです。空の下、公園やお散歩を楽しんでいる皆さん、そして私自身もリフレッシュした時間を持つことができたと感じています。

2020年度となりました。4月より湘南セシリア、みらい社へ異動となりました。湘南セシリアは、私が初めて勤めた場所。みらい社は初めての場所ですが、いつもお隣のセシリアから働く社員(利用者)さんのことを応援していました。利用者、ご家族、職員の皆さま、これからどうぞよろしくお願いいたします。そして、3月までお世話になった皆さま、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

 2020年度。住まう場の湘南セシリアは、今年で設立32年目。生活している利用者一人ひとりにとって住みよい環境づくりをしていきます。就労支援をするみらい社は、創立30年を迎えます。「みらい社品質の向上」を継続し、企業への就労を目指すとともに、新しい作業としてパン製造販売開始にむけて取り組みます。湘南セシリア・みらい社ともに、地域の行事など積極的に参加してそれぞれの魅力を発信していきます。

私にとってもチャレンジの一年にしていきたいと思います。

湘南セシリア、みらい社

施設長 石塚 和美

「健康」(湘南だいち・相談支援プラザ 伏見 康一)

湘南だいち
相談支援プラザ

いよいよ明日から新年度。引き続き湘南だいちと相談支援プラザ配属となりました。どうぞよろしくお願い致します。

2020年度は感染症に伴う混乱と不安の真っただ中の幕開けとなり、いささか心中揺れておりますが、まずは利用者、職員等の健康を何より大切にしていきたいと思っております。そしてこのような事態の時こそチーム一丸となって冷静に、実直に取り組んでいくべきだと考えております。

私の名「康一」は、「健康一番」の意だったとのこと。確かにそのおかげか今まで大きな病気やケガなく過ごしてくることができ、恵まれていたと感じております。なんの取り柄もない私ですが、せめて名前の意図を伝えることで皆様のお力の足しになれば幸いです。
心身共に健やかに、新年度を過ごしていきたいと思います。

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Photo by Mitsugu Sato



「ビデオ撮り」(湘南あおぞら 倉重達也)

湘南あおぞら

 新型コロナウイルスの終息の目途が立たない中、春の選抜高校野球が中止になったり、プロ野球、Jリーグの開幕が延期、大相撲は無観客試合の開催などさまざまなイベントが中止になったりしています。

 藤沢育成会はいち早く411日に予定していた法人全体研修の中止を決定しました。

 しかし、この研修は1年の初めに勤務者を除く役職員200名以上が集まり、今後の法人の方針を確認したり、様々な課題について意見を交換しあったりする大切な場でもあります。

 中止のままでよいのか?

 どうやって、法人の思いを職員に伝えたらよいのか?

 こんな難問について研修担当の若者達の発想は素晴らしい!


 冊子にまとめるだけでなくビデオ撮影をしてわかりやすく職員に伝えましょうという企画が生まれました。それも撮影から、編集に至るまですべて自前で行っているらしい(「いるらしい」と言うのはまだ完成版ができていない段階だからですが)。

 という訳で私も、ビデオカメラの前で5分間のビデオ撮りと言う初めての経験をさせてもらいました。

 当日は、声は出ない、言葉は籠る、視線は原稿を見っぱなしの散々たる結末でしたが、とても貴重な経験を積むことができました。

 この体験による教訓をあえて言えば、何をするにしても、この場合はビデオに向かって話すということですが、発声や身振りなどはすぐに身に着くものではなく技術的な積み重ねが必要だと言うこと。それと、当事者の思いは当事者になってみないとわからないということの二つでした。

以上



声掛け (湘南ゆうき村 高橋羽苗)

湘南ゆうき村

 新型ウイルスの流行の影響で、プロ野球のオープン戦が無観客試合として開催されました。観客の応援がない静かな環境の中で、ボールのキャッチの音、バットで打つ音などが聞こえると話題になっています。

 私が「違い」を感じたのは、選手たちの声。普段から、ホームランやナイスプレーがあったときには、ベンチ席で喜んでいるチームの様子が見られますが、なかなか声までは聞き取れず、映像でも表情やジェスチャーなどで「喜んでますね」などと解説者が説明をしていたり、観戦に行ってもなかなか聞こえてはきません。

 普段から、「お互いに声を掛け合って」「確認して」という言葉をよく使います。チームでの仕事の中で、確認や質問、共有のために声をかけあうことはありますが、選手たちの声掛けはそういったものだけではなく、士気を高めたり、一緒に喜ぶ声。時には相手のプレーを称賛している声。チームプレーの野球では当然のことなのかもしれませんが、チームで仕事をしていく中で、そういったことがなかなかできていないことに気づかされました。

新年度を迎え、また新しいチームとなっていきます。残り半月の今のチームと新しいチーム。チームでの「声掛け」を大切にしていきたいと思います。


写真:満員の横浜スタジアム。そうはいっても応援できる日が待ち遠しいです。