日記

施設長・課長日記

「異動あるある」(サービスセンターぱる・黒崎ホーム 施設長 三嶌悟)新着記事

サービスセンターぱる
黒崎ホーム

 4月より、「黒崎ホーム」と「サービスセンターぱる」の所長として着任しました。これで法人内事業所は、約2/3の事業所に所属したことになります。近い将来、法人内の事業所コンプリートもない話ではなくなってきたかもしれません。

 さて、異動の度に起こるのが「異動あるある」です。事業所内の物の位置はもちろんのこと、利用者さんや職員の名前と顔の一致など、この時期ならではの「あるある」があります。私にとって苦労する大きなポイントは2つです。1つ目はパソコンの各種設定の切り替え、2つ目は愛想よく接することです。1つ目は周囲の助けもあり2日でできました。(毎回1週間程度かかっていましたが)2つ目は自分ではそうしているつもりはないのですが、「仏頂面」とよく言われます。人見知りもあり、どうしても最初はどんな人なのかなと様子を見てしまいます。それが「仏頂面」と言われる所以かもしれません。今回は、前回よりもさらに意識して接していますが・・・。

 皆様、2025年度もよろしくお願いいたします。

*写真は、「サービスセンターぱる」の事務所内です。4月から少しレイアウトを変更しました。

万博(湘南あおぞら・アポロ 課長 髙橋羽苗)

アポロ
湘南あおぞら

2005年に、愛・地球博に行きました。当時、万博については「よくわからないけど、なんだか行ってみたい」という勢い。せっかくならと話題になっていたマンモスを見たり、日本のパビリオンにあった360℃の映像で没入感が味わえるドームを楽しみました。

印象に残っているのは、各国のパビリオン。カラフルな衣装の体験や、ヘナタトゥー、とにかくとんでもなく甘い四角いものを食べたり、そんなやりとりをいろんな人と一緒に楽しんだことでした。

さて、現在「大阪・関西万博」真っ盛り。愛・地球博に一緒に行った友人と、次の万博も絶対行こうね!と約束して20年。少し前からチケット情報などを集めて、開幕に合わせて参加してきました。

初日は雨と風と気温の低下、混雑もあって心がめげそうになりながらの散策でしたが、楽しみにしていた各国のパビリオンでは、実演に見とれていると、「トライ?」と聞いてもらえることも。「イエス」「ノー」「オッケー」の単語しか話さない私に簡単な単語でグラスサンドアートを教えてくれ作らせてくれたり、名前がわからない楽器を鳴らしてみたりと拙いコミュニケーションをとりながら楽しい時間を過ごしてきました。

次の万博...までは約束していないけれど、20年来の友人にも感謝。またこんな時間が持てたらいいなと思っています。

IMG_2469.jpg

▲大屋根リングからの景色

『地域生活移行推進民間提案事業』( 湘南あおぞら・アポロ / 施設長 宗像 喜孝 )

アポロ
湘南あおぞら

 2025年度がスタートしました。今年度の湘南あおぞらのスローガンは「湘南あおぞら一信!!~利用者・職員・地域の可能性を信じて」としました。国が提唱する地域移行の推進等、時代の変化に応じたサービスを提供するためには、職員同士が協力し合い、利用者、職員、地域の可能性を信じて、前向きに仕事に取り組めるような職場環境が大事だと考えています。スタッフ一同、ご利用者からのご意見はもちろんのこと、ご家族、関係者の方々とのコミュニケーションを大切にしながら、日々進化を遂げていけるよう精一杯努めてまいりたいと思います。

 さて、329日(土)に行われた法人全体研修の中でも理事長よりお話がありましたが、今年度、当法人は、神奈川県から「地域生活移行推進民間提案事業」を受託することになりました。この事業は、障害者支援施設からの地域生活移行を推進するために、障がい保健福祉圏域を単位とした民間法人からの柔軟な発想による提案事業を募集し、採択した事業に対して補助を行うといった内容の事業です。具体的には、障害者が希望する地域で暮らせるようにするための提案を募集し、県の評価委員会の審査を経て採択された事業に対して、年間最大1,000万円の補助金が交付されます。補助期間は最長3年で、補助終了後も自主的な事業継続が求められます。

 昨年の10月あたりから入所施設の管理者たちと共に受託に向け準備を進めてきました。3月の初旬には、県の評価委員会が開催され、その中で下記に添付している資料をもとに三嶌施設長と委員の方々を前にプレゼンテーションを行ってきました。正式に受託が決まった際には、ホッとすると共に提案した事業をしっかりと3年間遂行しなければならないという責任を痛感しました。

 当法人は、湘南東部圏域において、現在2つの障害者支援施設を運営しており、半世紀以上にわたり湘南地域に根差し、主に障がいのある方々がその地域において、あたり前の生活が送るために必要な様々なサービスを提供してきました。今までの経験とノウハウを生かしながら、魅力的な事業を皆さんと一緒に進めていきたいと思います。事業の詳細については追って皆さんに報告する機会を設ける予定です。

プレゼン資料はこちらです.pdf

(写真)評価委員会でのプレゼンテーション時に使用した資料

「割引の達人」(湘南セシリア 課長 鈴木保志)

湘南セシリア

 毎日のように退勤後には酒の肴(刺身)を求めスーパーに立ち寄っている。閉店時間等を考慮した上でスーパーを選ぶのだが、商品の状況によっては店舗をハシゴすることも度々ある。閉店間もないスーパーは、開店時のような鮮やかな商品の陳列やフレッシュな空気感はないが、それでも閉店間際の「割引」はありがたい。ほぼ毎日のルーチンであるため、スーパーごとに自分なりの買い物スタイルを築いてきたつもりだが、上には上がおり自分の中では「割引の達人」と勝手に一目置く女性がいる。

 あるスーパーに一定の時間に行くとカートで多量に割引商品を購入していくのだが、スーパー内の動きに全く無駄がなく、割引商品に群がる人達に近づくや否や次の売り場へと移動をする。自分はヒット&アウェイと勝手に称している。また、時間差で元の売り場に戻る等、気の緩みを感じさせない動きで店内を掌握する様子が伺える。時折、店員と会話していることもありそれがまた猛者感を漂わせる。「もう、~さんにはかなわないですよ~」と機密情報をもらす店員の声が聞こえてくるようだ。とにかくいつもカートいっぱいに購入をしているので、商品をどうするのかは若干気になる。

 先日、自分がめったに行かないスーパーに仕事帰り立ち寄ったところ「達人」が買い物している姿を目にした。時間を確認するといつものスーパーにはまだ間がある・・つまりはこのスーパーで購入後に向かうのではないか!?

 自分にとっては少なからず興奮する出来事であるが「達人」には知る由もない。

※写真は湘南セシリア園庭の満開の桜

「春を愛でておこう」(みらい社・湘南ジョイフル 課長 石川大助)

みらい社
湘南ジョイフル

 今年度も引き続き、みらい社と湘南ジョイフルの課長として配属になりました。

 どうぞよろしくお願いします。

 昨今は異常気象が続いている。

 夏の猛暑で暑さがしんどく、やっと涼しくなってきたと思ったらもう冬?秋ってあった?

 暑いと思ったら急に気温が下がり寒くなったり、、、いったい今の季節は?と気温の変化に体がついていかない。

 しかし、異常気象よって影響を受けているのは人間や動物だけではないようだ。

 先日、温暖化で桜の満開が遅くなっているというニ ュースを目にした。暖かいと早まるのでは?と単純に思って見ていたが、そんなことではない話だった。

 桜の開花には310℃前後の低温が必要になるようだ。桜は、春の開花シーズンを終えると「休眠状態」になるが、冬の寒さ310℃前後の低温を感じることによって花芽の"目覚めスイッチ"が入り、開花に向けて成長が進んでいくそうだ。このことを「休眠打破」と言うらしく、暖かさが長引くことによって、この休眠打破に必要な冬の寒さ感じる期間が足りず"目覚めスイッチ"が入りづらく開花時期が遅くなるという事のようだ。寒いのが苦手で、寒くなると"億劫スイッチ"が入る私には、冬が暖かいのは嬉しいのだが、桜の開花が遅れるのは少し心配になる話だ。でも、咲かないわけでないよな?と思っていたら、ちょぼちょぼと咲き続けて時期を終えて休眠状態に入る"満開に咲かない桜"もすでに観測されているらしい!あと何十年かしたら満開の桜が散っていく"桜吹雪"に物足りなさを感じる可能性があるなんて、先の話だが残念に思ってしまう、、、。しかし、桜のニュースには、外国人観光客がまだ一分咲きの桜で残念がっている映像が映っていたが、日本の桜を目当てに来日してくれていることに嬉しさを感じた。

 四季のある日本だが、これまでとは違った四季が来ているようなので、今のうちに目の前の春を愛でておこう、、、。

 

 写真は、みらい社近隣にある桜の切り株に生えた小枝の桜です。

波多江式インディアン的福祉論㉘(湘南セシリア・みらい社・湘南ジョイフル 施設長 波多江努)

みらい社
湘南ジョイフル
湘南セシリア

4月より、湘南セシリア、みらい社、湘南ジョイフルの施設長となりました。

よろしくお願いいたします。

新年度に伴い、今年の抱負とも思いましたが、

今回もあえて、いつものごとくインディアンの言葉をご紹介いたします。

「土地は先祖からの授かりものではなく、子どもたちからの預かりもの。」

「どんなことも7世代先まで考えて決めなければならない。」

部族不明の2つの言葉です。

「土地」を「福祉(施策、諸計画、施設建物など)」と置き換えてみたり

「子ども」だけでなく、「利用者・家族、障害のある人」を加えてみたら、受け止め方はかなり広がってくる。

また、1世代を30年と捉えると約200年先。

具体的に200年としなくとも

5年・10年先や将来と捉えたとしても

今だけでなく、この先の福祉のあり方がどうあるべきなのか。

これまでの過去に敬意を払いつつ、未来を作っていかなければならないのだろうと思う。

 残念ながら今の自分には、そんな難しいことはできない。

精一杯頑張りながらできそうなことは

いつまでたっても変わらない「普遍的な価値観」を見つけること。

自分が新人だった頃、先輩・上司から何を学び

一人前になってから大切にしてきたことは何なのか

上司となった今、何を託したいのか

何十年もかけながら自分たちは誰に何を伝えようとしているのだろうか。

技術や知識だけではない、今、この日記では言葉にはしきれない「大切な何か」があるような気がしている。

「(将来の夢)インディアンになる」にはもっと修業が必要ですね...。

250401 写真.jpg

我が家に飾ってある覆面レスラーキーホルダー。

難しいことを考えると、モノづくりがしたくなります笑。