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施設長・課長日記
卒業の季節(法人事務局 事務局長 石川 歩)
年度末、3月は卒業の季節ですね。
先日、小学6年生の息子がミニバス(小学生バスケ)のチームを卒業しました。
2024年のパリオリンピック出場に向けた日本代表の試合を見て、急に興味をもってやりたいと言い出し、5年生になってから遅まきながら始めたバスケットボール。最初はドリブルするのも覚束なかったのにどんどん成長し行く姿は、バスケをプレイしたことがない私が見ていても非常に驚かされました。
親の私も週に4日ある練習の送り迎えや土日の試合の付き添い、最終学年になってからは役員としての会計の仕事など、週7日仕事をしているような忙しい一年でしたが、いざ終了となるとホッとするよりも寂しさが勝るような気持ちです。子の卒業は親にとっての卒業でもあるのだと実感しています。
週末時間が出来るので一緒に釣りに行けるかな、プロのバスケの試合観戦なら付いてくるかな、などと考えている私は、まだまだ子離れが足りないのかもしれません。
(構ってくれないときは我が家の猫達に癒しを求めようかと思います・・写真の子と一緒に近くの公園まで散歩に行くのが当面の目標です)
〜ほっとするひととき〜(相談支援プラザ 課長 一戸香織)
連休などの休みになると、実家へ帰省します。
多くの人が同じように移動する時期なので、高速道路はどこも混雑しており車はなかなか進みません。
渋滞の列に並びながら、家族との会話も途切れがちになり時間だけが過ぎていきます。
そんなとき、立ち寄るサービスエリアやパーキングエリア。
トイレ休憩や気分転換のために車を降りると、冷たい外気に触れ少しだけ気持ちが切り替わります。
トイレの洗面台の近くに、季節の花が飾られていることがあります。
春にはチューリップや菜の花、夏にはヒマワリ、秋にはコスモス、冬には南天やシクラメン。派手ではないけれど、丁寧に活けられた花がそこにあるだけで空間が優しく感じられます。
手を洗いながらその花に目を向けると不思議と心が落ち着きます。
ただのトイレ休憩のはずが、花の存在によって旅の疲れや渋滞のイライラが少し和らいでいくのです。
「あと少しで着くかな」と前向きな気持ちにさせてくれます。
誰が花を活けてくれているのだろうと、思いを巡らせることもあります。
施設のスタッフが「立ち寄った人に少しでも癒しを」と思って花を替えてくれているのかもしれません。
そう考えると、その優しさにも心が温かい気持ちになります。
ほんの短い時間ではありますが、そんな何気ない瞬間に「ほっとする」ことがあります。ただの休憩ではなく、心をリセットして次へ進むための大切なひとときなのかもしれません。
こうした"ほっとする"体験は、日々の暮らしの中で、誰かがそっと差し伸べてくれる優しさや心遣いに気づかせてくれます。ほんの小さな気配りや思いやりが、見知らぬ誰かの心を和ませたり、前を向くきっかけになったりすることがあるのだと思います
自分もまた、誰かにとっての「ほっとする存在」でありたい。そんな思いを、旅先の何気ない風景が胸に残してくれました。
春の訪れとともに、そんな優しさを感じながら新しい季節を迎えたいと思います。
~季節を感じるということ~(よし介工芸館・アートスペースわかくさ 課長 石田 友基)
先日、よし介工芸館で節分イベントを行いました(スタッフ日記参照)
鬼に扮した職員に向かって「鬼は外!」と元気に豆(らしきもの)を投げる声、笑い声など、とても盛り上がる時間となりました。
そして次は、ひな祭りイベントを予定しています。
忙しい日々の中にいると、つい「今が何月何日で、どんな季節なのか」を忘れてしまいがちですが、行事を通して、「今は春に向かっているんだな」と感じられる時間は、少し心にゆとりを与えてくれるような気がしています。
季節を通したイベントを続けることで、「去年もやったね」「次は何するの?」とそんな会話が利用者さんから生まれてくると、季節を楽しみながら、暮らしのリズムを感じることができるような時間を提供できると感じました。
また、大きな取り組みではなくても、季節の移ろいを感じられる時間を大切にすることも、我々の支援の一つだと考えられます。
次回のひな祭りも、笑顔あふれる時間になるよう準備を進めていきたいと思います。
声をかける前の"あいだ" (相談支援プラザ・よし介工芸館・アートスペースわかくさ 施設長 小野田智司)
声をかけようか、
それとも、そっとしておこうか。
ほんの一瞬のことですが、
その"あいだ"には、
いろいろな気持ちが行き来しています。
相手の様子を気にしたり、
自分の今の状態を考えたり。
その数秒の"あいだ"に、
迷いやためらい、そして勇気が
詰まっているように思います。
施設の中でも、街の中でも、
ふと気になる方を見かけたときに、
少し立ち止まり、
目で追うことがあります。
「今、声をかけていいのだろうか」
「もう少し、そっとしておいたほうがいいのだろうか」
その迷いは、
決して消極的だから生まれるものではなく、
相手を大切に想うからこそ
生まれるものなのだと感じています。
障がい福祉サービスの場では、
「支援する人」「支援を受ける人」と
分けて語られることが多くあります。
けれど、実際の関わりの中では、
その境界がはっきりしない場面のほうが
多いようにも思います。
声をかけるか、かけないか。
手助けするか、見守るか。
そのどちらでもない時間の中で、
関係は少しずつ
形づくられていくのかもしれません。
昨秋(2025年秋)に藤沢育成会が取り組んだ
「まちのいんくるひろば」も、
そんな時間を大切にできる場だったように思います。
話す人もいれば、
話を聴く人もいる。
立ち止まる人も、
ただ通りすぎる人もいる。
支援する/されるという役割ではなく、
同じ時間と空間を共有すること。
そのこと自体に、
確かな手応えがあったように感じています。
声をかける前の、ほんの一瞬。
その迷いを大切にできることが、
支援や地域のやさしさにつながっていく。
そんな気がしています。
■表紙の写真■
よし介工芸館の階段の風景です。
時折、作品が入れ替わります。
私自身も、ふとした時に立ち止まります。
きっと、
よし介工芸館のみなさんも、
同じように足を止め、
少しの"あいだ"を過ごしているのだろうなぁと思います。
『利用者の社会参画は当然でしょ』(湘南だいち 課長 大澤 健二)
年が明けあっという間の1か月だった。
人の動きが活発になる事でインフルエンザも広まり、利用者、職員共に罹患者が増え、それは当たり前!と思われますが、コロナ感染症の時期もそうだったが、利用者が罹患する要因には二つあり、一つは職員や同居している人から感染してしまう場合、二つ目は社会参加をしている中で感染してしまう場合がある。
※本文とは関係ありません(湘南だいちより撮影)
感染した要因として考えられるのが、二つ目の社会参加をしている中で感染してしまった場合、利用者の生活は、あまり嬉しくない事象からですが、社会参加がベースとなっている事が感じ取れる。
今年も、この先も、利用者の健康と意思へ配慮し、利用者が地域へ参加し参画していく事と、社会がそれを『当たり前!』の事として認識している地域づくりを更に目指していきたい。
※本文とは関係ありません(湘南だいちより撮影)
聖地巡礼(湘南だいち 課長 岩瀬一郎)
年末年始の休日を利用して、かねてから行きたかった沖縄の斎場御嶽(せーふぁうたき)を訪問しました。斎場御嶽は、琉球神道の聖地で、琉球王国を開いたアマミキヨという女神が創った拝所(うがんじゅ)です。
<行程>
125CCのバイクで移動。仕事納めの夜、横須賀港から北九州新門司港行きのフェリーに乗船。21時間の船旅の後、小倉にて一泊。翌日早朝に出発、熊本県のマクドナルドで休憩をとりながら、約350kmを走破して鹿児島新港に15時に到着し、沖縄行きフェリーに乗船。沖縄行きのフェリーでは、年末年始を里帰りですごすと思われる若者たちが夜通し宴会をしていました。翌日17時前に、沖縄本島の本部(もとぶ)港に到着。下船後すぐに、橋で瀬底島に渡りビーチで記念撮影。宿に一泊し、翌日より沖縄ツーリング開始。今帰仁城跡を観光、波上宮を参拝し、A&W糸満店でモツァレラバーガーセットの昼食を取り、平和祈念公園、斎場御嶽を訪れ、知念岬を観光し宿に戻りました。地元のスーパー、「サンエー」にてレンジでチンする沖縄そばと、うなぎ弁当を購入し晩御飯にしました。翌朝9時に、本部港からフェリーに乗船して一泊、年越し、新年を迎え、朝8時30分、鹿児島新港に到着。その足で霧島神宮に初詣。その後、鹿児島県志布志市志布志町志布志にある志布志港より、フェリーに乗船し、一泊し翌朝大阪南港へ。大阪城の横を通りながら、木津川沿いを経て、三重県の鳥羽港から伊勢湾フェリーで伊良湖岬まで行き、そのまま静岡県御前崎のホテルで一泊。翌日は箱根駅伝をラジオで聞きながらコインランドリーで洗濯してゆっくり帰宅しました。
<感想>
斎場御嶽には、神社のような社殿はなく、原生林の中の自然の巨石や鍾乳石をそのまま祈りの場としていました。そのような自然に触れるだけでも、神聖な気持ちになりました。日本と中国の間に挟まれながら、琉球王国の平和と繁栄を祈り続けてきた人々の気持ちに思いを馳せ、平和の中で旅行を楽しんでいる自分の幸福を実感することができました。
それから、長距離フェリーの中で、永遠に続くかと思える時間を過ごしたことも、貴重な体験でした。フェリーの中では、退屈を紛らわすためスマホで映画を何本も鑑賞しました。感動する映画を見て涙を流すと何だがスッキリするなと家族に話したら、「涙活(るいかつ)」と言って、流行しているのだそうです。それ以来「涙活」にハマってしまい、毎週末最低1本は映画を見るようになりました。ある映画の主人公が、「辛いときは、深呼吸をして、楽しいことを考えるとよい。人間は同時に2つのことはできないので、楽しいことを考えれば、辛いことものりこえられる。」と言っており、なるほどなぁと感心しました。またいつか、聖地巡礼の旅に出ることを楽しみに、日々の業務に励みたいと思います。
※画像は知念岬とA&Wのモツァレラバーガーです(斎場御嶽につきましては聖地につき画像の掲載は控えさせていただきます。ご関心のある方は、斎場御嶽で検索してみてください)
